ぼんのう
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2002年01月24日(木) ヒデヨシあげーん

大阪だ。
今大阪にいる。

「なんでやのー?」

そう、その台詞が欲しかった。

いや、そーではない。
今日、新作ソフトをコ○ミの営業にプレゼンする日で、大阪まで出張に来ているということである。
実に一年ぶりだ。
気のせいか、タクシーで佃煮ができるくらい量が多いな。
あと、路上生活の皆様の数も膨大に多いような気がするな。
さすが大阪。
人に優しい大阪。(いや、全然違う。)

全世界にあるコ○ミの事務所って、大抵駅周辺でもっとも大きくて、もっとも綺麗なビルの最上階か、それに近い階にあるのが相場だ。
きっと窓から下を見下ろして

「ふ。愚民ども。我らの財布になるがよい。」

とでもつぶやいていることであろう。

でも一番関心したのは、事務所のあるすぐ階下に
ハローワーク
があったのには驚いた。
知らなかった。
コ○ミの事務所は、二階分あったとは。

ほどよくケンカを売って、ナイス…ということで、時間がズれて夕方に終了。そのまま大阪城に向かう。
理由は、今会社で進んでいる別企画に関して、ある資料を借りたいということで、大阪城にある博物館まで申請書を提出しに、であるのだが…

遠い。
遠いよ。
遠すぎるよ。

ばかやろおお!!!

この絶叫で、大阪城周囲50メートルの地元民が心臓発作で急死したのは、ローカルニュース以外知られていない。いや、ウソだけどな。

本当に遠いわ。
駅からなんでこんなに遠いの…フラフラ、ゼーゼーと息を切らせて大阪城に着き、書類を提出。
トイレで用を足して、廊下に出ると、聞いたことがある言語がアチコチから聞こえてくる。

…ハングルだ。

多分鶴橋からの団体であろう。
日本に来た親戚に、大阪見物の締めくくりとしてここに連れて来たというものであろう…って。

ここは韓国にとっての悪人の城よーん?!

見物を終えてどんな気持ちだったんだろう。


もうトップリで日は落ち、風は寒く、心細い。
豊国神社の前を通る。
人っ子一人いない。
巫女さんもいない。
寒い。
ああ…アジアのどんな怪しい所でも物怖じしなかったのに、こんな所で凍え死ぬのはいやじゃああ…。

前略、土門さん。
大阪城は甲子園よりも厳しいところです。


ANDY 山本 |HomePage

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