ぼんのう DiaryINDEX|past|will
22時間ぶっ通しで寝てしまった。 あ…お香典返しか…。 我輩が個人でのコミケ出展を止めるきっかけとなった、友人の死からもう一ヶ月になろうとしているのか…。 ご母堂様より手紙が…なんということか…我輩はこれほど心温かい、優しさ溢れる文面を読んだことがない。 故人は生前、少しのんびりしたところもあったが、それ以上の、東京では決して見ることのできない優しい魂を持った方であった。いや、東京に限らず、日本においてさえ、あの優しさを持った人間が、この世に存在しているかどうか…。 手紙の一文一文を読むにつけ、確かにその優しい魂は、継がれていたことがわかった。 自らの子が亡くなった非情なる現実…それでさえも、他者を気遣う言葉の数々…マナーとかではない…この手紙に存在しているのは、正邪を超えた彼岸の彼方からの、確かな呼び声である。 インターネットでのエチケットやマナーの問題が、問われて久しい。 しかし我輩は、何かをすることもしない、行動もしない、参加もしない、外野で居続けて、マナーやエチケットを踏みにじる人間を、徹底的に軽蔑する。 そして、この手紙を常に読み返し、「我輩の文面に、不足はないか」「我輩の文面に、問題はないか」を問い続けていきたい。 どうやら、これが彼方から、故人が我輩に語ったメッセージなのかもしれない。
ANDY 山本
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