日々の戯れ言

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(えもしちより) 

2001年02月16日(金)  マスク

今日、JRに乗っていたら、昼真っからいちゃついている若いカップル発見。バカップルというほどべったりではないけれど、何故かJRの中で背比べなんかしちゃったりして、もう二人の世界ね。
いやはやと思っていたんだけど、ふと正面を見ると、そんな二人をほほえましく見ているご婦人がいたのだった。年の頃なら40代半ばぐらいか。ちょっと生活に疲れているけれど上品そうでなかなか美しいご婦人。仲睦まじい若い衆を見つつ、一体何を思ってほほえんでいるのだろうと、私はそっちの方が気になってしまった。若かりし日の自分と重ねていたのかな。

ところで、私はそのときどんな顔をしていたかというと、表情もわからないほどでっかいマスクをかけていました。午前中に歯医者に行って、歯茎を切開してきたんだよう。
かかりつけの歯医者さんは、インフォームドコンセントをちゃんとやってくれるので、とってもありがたいし安心。昨日急に痛み出して急遽駆け込んだんだけど、レントゲン撮ったら歯茎が化膿しているというので、切ることになったのだった。そのときの会話。

医者「この影のところが膿んでると思うんだ。切れば痛みは引くけど、2・3日腫れるから、しばらく人に会わないときの方がいいね。土日の前にしましょうか。今日は金曜日だけど、明日は何かありますか?」
私 「法事があるから明日は来られないので……」
医者「じゃ、来週?」
私 「来週は出張なのでその前の方がいいです」
医者「三月は?」
私 「いや、早いほうが……」
医者「でも、明日法事でしょ?その後来る?」
私 「あの、時間かかるんですか?」
医者「いや、15分くらいあればできるよ」
私 「じゃあ、今日やっちゃってください」
医者「……でも、明日法事でしょ?」

この時点で、私は二人の会話がすれ違っていたことに気づいたのだった。歯医者さんにとっては、法事は人が集まる行事なので腫れていたら困るだろうという配慮から、上記の発言になったというわけだが、その法事というのは実はうちにお寺さんが来るというだけのものなので、私にとっては「人前に出る行事」ではないのだった。でもまあ、こんな歯医者さんだから医者嫌いの私も歯医者には喜んで通院しちゃうんだけどね。実は私は密かにこの歯医者さんのファンなのだった。
「腫れても恨まないでね」というなんだかよくわからない言葉と共に、しっかり膿を出してもらって、私としては満足したんだけど、いや、痛かったの何のって。どうやら膿んでいると麻酔が効きづらいらしい。二回も麻酔して、それでも痛くて、涙出ちゃったよ。結局、所要時間約一時間。しっかり腫れてます。しばらくはマスク生活だな。冬でよかった(笑)

おっと、思いの外長くなってしまった。歯医者に関しては浮気して痛い目を見たことがあるんだけど、その話はまた今度。




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