昨日の夕刊を読んでいたら、社会面にこんな見出しがあった。
「被告人を2年8月に処する」
家族で大爆笑。 「懲役」という言葉を入れ忘れて判決文を書き、当の裁判官も弁護士もまったく気づかずに、控訴審で指摘されて初めて気づいたのだとか。結局、判決無効で地裁に差し戻しになったそうだ。この判断の当否は別にしても、何で高裁で言われるまで気づかなかったのかなあ。思いこみってこわい(笑)←笑い事じゃない。
このニュースをネットで検索してたら、別の裁判がらみのニュースもあった。これまた裁判官の判決言い渡しミスのニュース。こちらも刑事事件で、量刑を言い間違って、閉廷したあとあわてて呼び戻して言い渡し直したそうだ。懲役1年を2年6月と言い間違ったってんだけど、なんでこんな半端な数字で。他の事件と混ざっていたのかなあ。長く言い間違ってたからまだましだったけど、これがもし、短く言い間違っていたら、新たな裁判沙汰になりかねないよ。いや、ホント。
どうしちゃったんだ、裁判官。いや、今、裁判官ってのは人数足りなくて、むちゃくちゃ激務で寝る時間もないほどだってのはよく言われてるから、疲れてるのはわかるんだけど。今回は結果的にお笑いですんだけど、こういうのが重なるとちょっと困る。この話、司法改革で法曹人口を増やそうとかっていう議論の時に、取り上げられるかな。どうかな。
Yahoo!ニュースの「2年8月」事件はこちら。 同じく、「量刑言い間違い事件」はこちら。
|