最近、ある歌人にはまっている。その名を枡野浩一という。 とある全国紙に月イチでコラムを連載しているんだが、面白いんだ、これが。あまりに面白いんで、ついに歌集を買ってしまった。その名も『ますの。』。これまたふざけた歌集で、むちゃくちゃ面白い。まず、字がでかい。どのくらいでかいかというと、一文字が3センチ角くらいで、見開きで一首。5分で読み切ってしまう。歌も面白くて、仕事場で何度吹き出すのをこらえたことか、ってなくらい。面白いだけじゃなくて、なかなか深いものも多い。 この歌人が、あの有名なほぼ日刊イトイ新聞で「石川くん。」という記事を連載している。実は、今現在、私が最もはまっているコンテンツだったりする。石川くんってのは、教科書にも登場する、じっと手を見ちゃったり蟹とたわむれちゃったりするあの有名な石川くんだったりするわけだが、この石川くんの歌を、枡野流に詠み直すというこの企画、これがまたものすごく面白いのだ。 面白い面白いってばっかで芸がない言い方だけど、いや、これはホントにおすすめですよ奥さん。
れっつごー「石川くん。」
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