日々の戯れ言

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(えもしちより) 

2002年12月04日(水)  いつの世も

先週辺りから、中村吉右衛門の鬼平犯科帳のビデオを連続で借りてきてみている私。この前友人と鬼平の話になって、無性に見たくなったのだ。時代劇としてもドラマとしても秀逸ですこのシリーズ。よくできた脚本と、映画のような画面作りと、豪華キャスト。このレベルの時代劇がもっとあればいいのに。更に言えば、時代劇はビデオじゃいけいません。フィルムじゃなきゃ。

という話はさておいて。
今現在遅々連載中の「ペファークーヘンハウスの憂鬱」の書き出しは、「いつの世も、争いは絶えない」である。実は、このシリーズを書こうと思ったときから、この冒頭の一言はずっとこれで行こうと決めていた。
で、鬼平である。先週から見始めたこのシリーズ、オープニングにばばんと「中村吉右衛門」と出て、オープニング画面と音楽が流れ、火事場で吉右衛門が暴れるちんぴらをずばっずばっと切り捨てていく。そして、渋めのナレーション。「いつの世にも、悪は絶えない。その頃徳川幕府は……」
おお!これだったか……。なんつーか、いつの間にか頭にこびりついていたというわけだったようだ。むむむ、でも今更冒頭の一句は変えられないしなあ。

まあ、ともかく、味わい深いです鬼平。




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