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( 飛行機事故について。 )
2002年02月11日(月)


なんとなく、日記のとこに写真のっけてみた。
綺麗じゃない?
あたしって才能あるかも(え
ちなみに、ガルーダインドネシア航空、バリへの途中。

えっと、この前の日記で、
小包が届いた、といいましたが、
その中に入ってて唯一ちゃんとあたしの手元に届いた
本を、今日読み終えました。
読み終えたっていっても、続き物で、
しかも、あたしは1巻しか読んでなかったのに
3巻が届いたからね。
どうなんでしょう。
ま、半ばやけになって読みました。
というか、十分話はわかるんだけどね。
山崎豊子「沈まぬ太陽」の3巻。御巣鷹山編。
御巣鷹山、そう、日航機墜落の話です。
実言うと、この出来事は、毎年夏あたりになると
組まれるTVの特番か何かで流し見した程度にしか知らなかったし、
日航機墜落、と言われても、イコールで坂本久の名前が出てくるくらいだった。
だから今回この本を読んで、かなり衝撃だった。
というか、ショックだったよ、はっきりいって。
500人以上もの命が、そんなに一瞬でなくなるものかと。
あるはずの500通りの明日が、一瞬にして途切れてしまうものかと。
小説から伝わる凄惨さは、かなり胸が痛いです。
墜落寸前に書かれた遺書。
過去に何度かTVで、本で、見たことがあったけれど、
何度読んでも、心にズシンとくる。

この、山崎豊子さんの問題提起はいつもながら、痛烈だなぁ、と。
思いながら、ネットでいろいろ検索しました↓
日本航空123便事故御巣鷹山悲劇の真相
いろんな角度から細かく、細部まで説明があるので、
これ全て読んだらかなり詳しくなれそうです。
ただちょっと、難しいかも。
そして、検索途中に見つけた興味深いサイト↓
世界の航空事故総覧
圧巻です。・・・恐いけれども。
でも、これだけたくさん航空事故がありながらも、
毎年毎年それは起こるわけで。
いつまでたってもなくなることはないわけで。
改善の意志がないというよりむしろ、
航空事故を回避するのは不可能なように思えてしまう。
落ちたら落ちたでしょうがない。
いつのまにか、飛行機に乗る度、うちの家族ではそう割り切るようになった。
父親が昔、墜落寸前の飛行機に乗った。
無事飛行機が空港についた時には、飛行機に乗っていた乗客みんなで、
心から歓声をあげたという。
外には、ひしめくほどの救急車や車が、止まっていたらしい。
運の問題。
それで、片付けられる問題だろうか。
それはたしかに運の問題だけれども、
それ以上に、もっと何かがあるはずである。
できる限りの努力をして、そこではじめて、
運、という人為の関せぬものが出てくるのではないか、と思う。

ちょっと語りすぎましたね。
日記じゃないよな(笑)
そして、日記に貼るリンクは、
実は自分自身の為に貼ってるんだけどね(笑

・・・この日記書くのに1時間かかったよ。
まじで。








書き人→葉月
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