目が覚めたら21歳になっていた。
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今日は夏期講習の最終日だった。冷房の効きすぎた部屋で勉強をしたあとに、妹と一緒に千葉県まで行く。船橋と千葉。市役所に公務員試験の願書を取りに行った。船橋市役所も、千葉市役所も駅から微妙に遠いところにあるのは何故ですか!暑いよぅ。市民に優しくないよ…。日に焼け、疲れた。でも千葉駅から走っているモノレールが猛烈に面白かった。そして、なんかかわいかった。妹とモノレールのお腹を見て「お腹 お腹」とはしゃいだ。子供以上の無邪気さではしゃいだ。
用事を済ませるともう夕方になっていた。今日は地元の沖縄料理屋さんでご飯を食べる。家族で食べる。すごくおいしかった、家族で外でお酒を飲むこともあまりないし。でも父は「眠い」とか言い出して途中で帰った。ペースが速いなあと思っていたがやはり。それにしても沖縄料理が美味しかった。母は、「うちは濃い味が好きだし、東北出身というのは何かの間違いで実は南の方の出身なのではないか」と言うようなことを、角煮をつつきながら熱心に語っていた。確かにみんな顔が濃いし。南の方がしっくりくる。じゃあきっとそうなんだろうな。血というのはおもしろいね。
食事のあとは帰った父以外の女性陣でカラオケに(行こうとわたしが無理矢理誘った)。というか1時間あったうち、母が2曲歌い、他は全部私が歌っていた。独壇場!気分が良いがしかし微妙。いや、楽しいっすよ。なんかでも、なつメロが多くなりますなぁ。好きだから良いのですがね。うん。
で、帰ってきた。母とは自転車置いた場所が違ったので、妹と二人で家まで。妹が自転車こぎながら「眠い」とか言い出したので、なんとか起こすべく、しりとりなんぞした。でも“縛り”をつけた。「恐ろしいセリフ縛り」。『無視しようぜ』→『絶対言うなよ』→『夜逃げしたら承知しねぇぞ』とか。あんたら女子か。というかなんだその遊び。しかし妹はいたく気に入ったらしく、家に無事帰り着いたあとも「啖呵しりとり」とか「借金取りしりとり」とか、無駄にいろいろ考えていた。
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そんなこんなで誕生日が終わる。おめでとうを言ってくれた皆様、今日までわたしを生かしてくれた皆様に感謝します。
人と関わるのは素敵。それだけで生きていようとか頑張ろうとか思えるのが素敵。20歳は激動でした、もの凄い幸福ともの凄い不幸、息が止まるほどの感情の昂揚。
大切だった。忘れない。