日々の記録
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6日が広島原爆投下の日。9日が長崎。 15日の終戦記念日よりは、この二つの日のほうが印象が強い。
近年、被爆者の高齢化が進み、当時の記録をここ10年でどこまで残せるかというのが課題になっているらしい。 でも難しいのかもしれない。 身内に被爆者がいる。生きてるのは奇跡と言っても過言ではない、爆心地からごく近距離での被爆である。 本人は、こういう記録を残したりする運動には関わりたくないらしい。 理由はいろいろなのだろうけれど、語るたびに思い出す辛さもあるのだろうし、騒がれるのも嫌なのだろう。 もしかしたら、語った経験が悪い方向に使われたくないのかもしれない。 …まあ想像しかできないわけだけど、現時点で語る事のなかった被爆者の口を開かせるのは簡単ではないと思う。もちろん風化させてはいけないけれど。
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