日々の記録
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2005年02月19日(土) ヅカデビュー〜エリザベート〜

宝塚月組の『エリザベート』を観劇する。

劇団四季は年に数回観に行っているが、距離的にはより近い宝塚歌劇団のステージには全く行った事がなかった。
興味がないのではなく、単に機会がなかったのだけど。
今回はFちゃんが、友人とダブってチケットを購入してしまったため、声をかけてくれた。
おおお、行く行く!

という訳で、ヅカデビューです。Fちゃんありがと〜。

同じ大劇団でも、四季と宝塚は全然スタンスが違う!
スター制をとらない四季、組ごとにトップというスターをおく宝塚。
作品で主に集客する四季、組のメンバーで主に集客する宝塚。
四季は作品を上演するために俳優女優がいるため上演第一で、ダブルトリプルキャストが当たり前。作品のテーマが限定されない。
宝塚はトップが演じるために作品の上演があり、トップが必ず主役を演じる為、代役はまずあり得ない。恋愛のからまない作品は、多分上演できない。
演目ごとに出演者が決定される四季、原則組単位で総出演の宝塚。
グッズ販売でも、四季のグッズはパンフを除いては出演者の写真はなく、イラストのみ、CD発売はあっても映像は殆ど商品化されない。
宝塚は、出演者のプロマイドが入手できる。DVD化も多い。
(以上、すべて私見)

レベルの高さと、劇団内部の規律が厳しそうなのは共通してるね。

さて、今日の感想だけど、すごいの一言につきる。
舞台セットが動く動く。
また、三井住友VISAの貸切公演だったので、女優が舞台上でちゃんと宣伝もする。プレゼント抽選まである。
でも一番すごかったのは、やっぱり舞台だね。
シナリオ自体、宝塚版にアレンジされたらしいけど、何かいろいろ考えさせられた。
死は、尊く、悲しい。どこまでも追いかけてくる。
でも、逃げ道ではない。
舞台で『死』は、逃げ道に死を選ぶものを迎え入れはしなかった。
うーん、深いぞ。

帰りに、Oやんの切符騒動事件が発生。
宝塚駅で自動精算するとき、間違えて帰り用の未使用切符(回数券)を投入し、機械はそのまま受け付けて精算しまった。
手元にあるのは、回収されなかった使用中のハズの「ゆき」の切符のみ。
もしかしてダメか?買いなおしか?とも思われたが、大阪駅で手元に残っているゆきの切符を見せて駅員さんに相談したところ、
『え?未使用で(自動)精算ができました!?』
できたんだなコレが…。
駅員さんは、宝塚駅と連絡を取って調査確認をしてくれた。
そして、いくらかのやり取りと時間の結果、買いなおし不要!
間違えて宝塚駅で投入した未使用の切符のコピーと、駅が発行する証明書を渡され、これがOやんの帰りの切符となった。
うーん、これは面白く珍しい経験をしたわ。
ありがとう!JR大阪駅の駅員・ナカシマさん!君に幸あれ!

土産を両手に、帰路に。


オリモン |MAILHomePage

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