日々の記録
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2005年09月10日(土)

なぜか、国体観戦に行ってきた。

翌日の投票準備終了後、会場近くの実家に寄ったところ、
「これから北島(選手)を観に国体へ行く!」
と息巻く母につれられ、会場へ。

会場で見かけるのは、連日早朝から夜まで出っぱなしの同業者の皆様。
私は異動したので、割り当てられてた労務からはずれたのだけど、みんな日焼け。
うーん、なんか申し訳ない。

さて、会場にはすんなり入れた。
案内された道順を進むと、席はガラガラ。
最前列に遠慮なく座る。
「案外国体って、観客いないのねえ」
と思っていたらそれは間違いで、5分後に後ろを振り向くと、人だかりが出来ていた。
どうも、単に運がよかっただけらしい。

ふと、バッグに先々週の観劇ツアーに持っていったオペラグラスがある事を思い出し、取り出して飛びこみの様子を眺める。
……うーん、すごいわ。
これはもっと近くの席が空いてれば、そっちで見たかった。

正直、競泳は誰が泳いでいるかも分からないので、殆ど覚えていない。
「北島はいつ出るの?」
「いつって…確認してないの?」
「出るんじゃないの?」
「競技があるのは今日だけじゃないでしょ?」

母、何も考えずとりあえず足を運んだ事が発覚。
周囲に聞いたところ、どうも今日は出場予定ナシ!

「なぁんだ…」
って、確認しときなよ…。

しかし、この日はたまたま、秋篠宮夫妻が会場で観戦する日だった。
突如、観客席で日の丸の小さな旗が配られ始める。
皇族がいるところで日の丸振ってる人がいるのは、こうやって配る人がいるという事が判明。
来賓席ではまず同業者(オペラグラスで確認したら、自分の係の上司だった)が準備。
でもって、議長や市長が登場し、しばし観戦。
やがて、その方々が一斉に起立。
これは!?と思ったら、やはり秋篠宮夫妻登場。

30分ほど観戦したら、退席された。
さらに競技も休憩に入り、時間も正午前だったので、
「じゃあ帰ろ」
母、堪能したらしい。

観客席を出ると、今度は
「お見送りされる方はあちらから回ってください〜」
の声。
勿論(笑)、見送りへGOの母。
今度も運良く、最前列をキープ。
そしてここでも前述の旗が配られていた。
配っているのは国体スタッフではなく(当たり前だが)、『奉迎委員会』という腕章をした人たちだった。ボランティア?
でもって、旗の振り方(大きく振らない、小さく)を指導したり、声のかけ方(『紀子さま〜』と同時に言うため誰かが合図を、とか…)を練習させたりしていた。
別にそこまでしたくないので、さすがに私は後ろに引いてしまった。
(ちなみに、同時に言うための合図をする誰かはいなかった)
そして夫妻が登場し、専用車に乗り、見送られて会場を離れると、後続車が続々とその後に続く。
黒塗りの車数台、普通っぽい車数台、白バイ、マイクロバスなど。
これに加えて先導車もあるはずだから、ものすごい大名行列だったのだろう。

まあ、いろいろ見れた日だったわ。


オリモン |MAILHomePage

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