日々の記録
DiaryINDEX|past|will
なぜか、国体観戦に行ってきた。
翌日の投票準備終了後、会場近くの実家に寄ったところ、 「これから北島(選手)を観に国体へ行く!」 と息巻く母につれられ、会場へ。
会場で見かけるのは、連日早朝から夜まで出っぱなしの同業者の皆様。 私は異動したので、割り当てられてた労務からはずれたのだけど、みんな日焼け。 うーん、なんか申し訳ない。
さて、会場にはすんなり入れた。 案内された道順を進むと、席はガラガラ。 最前列に遠慮なく座る。 「案外国体って、観客いないのねえ」 と思っていたらそれは間違いで、5分後に後ろを振り向くと、人だかりが出来ていた。 どうも、単に運がよかっただけらしい。
ふと、バッグに先々週の観劇ツアーに持っていったオペラグラスがある事を思い出し、取り出して飛びこみの様子を眺める。 ……うーん、すごいわ。 これはもっと近くの席が空いてれば、そっちで見たかった。
正直、競泳は誰が泳いでいるかも分からないので、殆ど覚えていない。 「北島はいつ出るの?」 「いつって…確認してないの?」 「出るんじゃないの?」 「競技があるのは今日だけじゃないでしょ?」
母、何も考えずとりあえず足を運んだ事が発覚。 周囲に聞いたところ、どうも今日は出場予定ナシ!
「なぁんだ…」 って、確認しときなよ…。
しかし、この日はたまたま、秋篠宮夫妻が会場で観戦する日だった。 突如、観客席で日の丸の小さな旗が配られ始める。 皇族がいるところで日の丸振ってる人がいるのは、こうやって配る人がいるという事が判明。 来賓席ではまず同業者(オペラグラスで確認したら、自分の係の上司だった)が準備。 でもって、議長や市長が登場し、しばし観戦。 やがて、その方々が一斉に起立。 これは!?と思ったら、やはり秋篠宮夫妻登場。
30分ほど観戦したら、退席された。 さらに競技も休憩に入り、時間も正午前だったので、 「じゃあ帰ろ」 母、堪能したらしい。
観客席を出ると、今度は 「お見送りされる方はあちらから回ってください〜」 の声。 勿論(笑)、見送りへGOの母。 今度も運良く、最前列をキープ。 そしてここでも前述の旗が配られていた。 配っているのは国体スタッフではなく(当たり前だが)、『奉迎委員会』という腕章をした人たちだった。ボランティア? でもって、旗の振り方(大きく振らない、小さく)を指導したり、声のかけ方(『紀子さま〜』と同時に言うため誰かが合図を、とか…)を練習させたりしていた。 別にそこまでしたくないので、さすがに私は後ろに引いてしまった。 (ちなみに、同時に言うための合図をする誰かはいなかった) そして夫妻が登場し、専用車に乗り、見送られて会場を離れると、後続車が続々とその後に続く。 黒塗りの車数台、普通っぽい車数台、白バイ、マイクロバスなど。 これに加えて先導車もあるはずだから、ものすごい大名行列だったのだろう。
まあ、いろいろ見れた日だったわ。
|