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| 2005年12月01日(木) | ２９歳という事 |
別にあと１年で２０代が終わってしまうとか、オバサンになるとか、そんなことはネタでは言ってもあまり思いはしない。
この年齢まで、無事生きている事を、１０年前の自分に知らせたいなと思う。
１０年前は、１０年後は最悪土の中かもしれないと思っていた。
卒業名簿で『物故』と記載されるのは、同級生の中では私が一番だろうと思ってた。
本当に現実から逃げたい時に見上げる空は暗いのではなく、自分と現実を切り離すかのごとくまぶしいと思った。
でもだからこそ、１日１日が大事だと思えた。
ちゃんと前を向いていたと思う。
今、自分が１０年前に心配していたようなことはもうない。
でも、その分見落としていったものがたくさんある気がする。
１０年前に欲しかったものを今持っている。
１０年前に得たものはどこにいったのだろう。
