sex・riddim・identity.
seria
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2004年09月06日(月) ■ |
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あたしが片つけなきゃいけなかったこと。 |
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高速をとばして 一時間。
一ヶ月ぶりにそのインターに近づいた。
そこを降りて向かうのは
三週間ぶりに会うあなたの家。
近づくにつれて
数少ない思い出を思い出す。
明け方まであなたの車で連れまわされたこと。
あなたの好きなアーティストのライブに行ったこと。
あなたの好きな映画を見たこと。
すべてがあなた本位で動いて すべてがあなたの一存だった。
あたしは恋愛感情のかけらも無かった。
愛してるとも好きとも言っていない。
メールや電話も片思いの彼に出会ってからしていなかった。
そんな彼に別れを告げに行った。
「さようなら」
涙を見せられてももう何も思うことは無かった。
だってあたしが愛しているのは 片思いの彼だけで、
今は
彼以外考えることなんてできない。
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