Makkie!の日記
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今日は、私のお気に入りの、美味しい料理店を紹介したい。
「吉野家」である。
そう、誰もがご存知の牛丼専門店。 この味は私の青春そのものであり、月に一度は食べないと、禁断症状が表れる。 残念ながら、近所には「吉野家」がない。仕方がないので苫小牧まで行かねばならない。
仕事が終わると、牛丼だけの目的で苫小牧まで車を走らせる事がある。 並盛一杯280円、往復のガソリン代約1000円、交通費の方が三倍も高いが、 あの味には勝てぬ。
並ツユダク、玉子、ごぼうサラダがお気に入りであり、 この組み合わせは、味のハーモニーが完璧。 生卵を割り箸でよくかき混ぜ、醤油を注ぐ。 このときに牛丼にかかったツユの量を確認し、醤油の量を決めるのだ。 ツユダクといっても、ツユの量はその時によって全然違うから気をつけないといけない。
私のような達人は、玉子にかける醤油の量を熟知しているのだ。 溶いた玉子を満遍なくかけてやり、その日の気分によって紅生姜と七味をトッピングしてやり、 一気に口の中へ「えい!」。 一気にズルズルと啜り込む。良く噛んではいけない、喉越しを楽しもう。
ツユの染み込んだ、柔らかな肉の風味を溶き玉子が引き出し、 牛のエキスをたっぷり含んだツユは、ご飯の隅々まで届き浸透し、 さらには玉子でコーティングされ、旨みを増す。
これだけでも旨いのに、牛蒡のサラダ(白ゴマドレッシング)が加わると、 栄養素までもが完全に満たされ、健康的な生涯をおくることができる。 これほど完成した食事は他にあるまい。
ドンブリから口が離れようとしない。 最後の米一粒が無くなると、ようやく丼と私は解放されるのである。
東西新聞の山岡史郎や美食倶楽部の海原雄山が何故これに注目しないのか不思議だ。
この地に吉野家ができれば、私は絶対に毎日行くね。 そう、思っている人はかなり多いと思うよ。 そうすれば吉野家も安定した経営ができるし、私も経済的に助かるんだ。一石二鳥だね。
是非、この地に出店していただきたい。目下、署名運動を検討中だよ。
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