おぼつかない足取りで聞こえる音だけを確かに君を探りに行ったどこにいるのだろう私の半身と自ら勝手に決めた人は私を愛してくれるとゆるぎない自信の中で誇った人はその手は冷たくてとても硬かったそれでも優しく空のように海のようにたとえば殻のように私を包んだ無我夢中で求めていたのは激情ではなく深い安らぎだった盲目のこの世界で聞こえる音だけを確かに君を探しに行く間違えはしないだろう君はいつも優しい声をしていたから