2002年11月05日(火) イバラ
 

向こう側が見えるほど薄いキュウリ くらいの
きみとの距離


溶け合ってしまうほど近づくのは
「もしも離れるとき」が怖いから
私はいつも これくらいの距離をあけてる


きみが 傷つかないように
私が 傷つかないように


そう思っていたはずなのに
涙で壁を溶かしてしまった
もうこのまま、足が腐ってしまってもいい
きみと抱き合ったまま眠りたい


「もしも」のとき
引き裂かれる痛みに殺されてしまっても
ひとりきりのまま眠るよりは随分いい





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