2003年06月16日(月) いとしきもの
 

繋がることに慣れすぎてしまって
忘れかけた君のてのひらを
ふとしたときに、思い出す

自分が
誰かにとって
大切なものだと錯覚したあの時

涙がひとしずく
ほほを滑って
やっと私は気づく
もう私は許されていたことに

縛られていた過去から、
とっくに離れていたことに





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