おとといの晩御飯が思い出せないように君の顔も特別だった言葉もひどいせりふも傷ついた気持ちもなにもかもいつか思い出せなくなるいまは揺らいでいく思い出の輪郭をときおり思い出していとしい思いで撫でているそれすらできなくなるときがきっとくるしあわせなようなさみしいようなそんな気持ちで滲んでいく君の痕を撫でている