2006年03月24日(金)
 

おとといの晩御飯が思い出せないように
君の顔も
特別だった言葉も
ひどいせりふも
傷ついた気持ちも
なにもかも
いつか思い出せなくなる

いまは揺らいでいく思い出の輪郭を
ときおり思い出して
いとしい思いで撫でている
それすらできなくなるときが
きっとくる

しあわせなような
さみしいような
そんな気持ちで
滲んでいく君の痕を撫でている





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