囁き
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なんか、少し前から『彼女』が何かを考えてるってのは、知っていた。けど、その内容を完全にわかるわけもなくて・・・想像のまま、時間だけが過ぎていっていた。 僕も、色々考えてた。その内容は、同じようなものだったのかもしれない。やさぐれモードの『彼女』と、インバースモードの僕。互いが、言われれば別れてもいいって感じで・・・ また、考えている。別れた方がいいのかどうか。けど、今回は今までと違うと思う。僕はまだ、完全にインバースに入ってないし、何より、僕一人で決めようとはしていない。『彼女』の話を聞いて、教えてもらって、言葉を判断して、決める。 傷は、早くばっさりとやった方が、痛みは少ないし治りも早いからね。まぁ、失敗したのが大丈夫だとわかってからだろうけど・・・それまでは、考えつづけるつもり。 付き合っていれば普通に、先のことを考えると思う。その時期が、僕等にも来ているのだろう。 距離が離れている。僕等は、その距離が縮まったことなんてない。だから、合うかどうかなんて、まだまだわからない。距離があるからこそ、やっていけるのかもしれない。 互いの時間。向こうの睡眠時間を削らせてまで、付き合っていていいのだろうか? 変わるもの。別れて変わるもの。きっと、見た目的には何も変わらない。お互い、逢うための金が減り、時間も取れる。それだけを考えればいいことだろう。 理由なんて、考えればたくさんある。勿論、これは僕からの視線。向こうにも向こうの視線があるだろうし、なにより、こういうものは自分が相手に与えることの方を多く、もしくはのみを考えてしまうだろうから・・・
必要だと思ったとき。そのときは僕からでも別れを告げよう。
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