囁き
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2001年08月28日(火) 『Last Teenage Time』 一九歳と二十歳の間の時間

『Last Teenage Time』
『沈みゆく太陽 オレンジ色の光
この街と僕とを静かに色づけていく
もうすぐ秋の色に染まる横浜の街
時が過ぎれば違う色に見えるだろうか?
腕に刻み込んだ傷跡と十字架
後悔と傷つけたことばかり頭に浮かぶんだ
過ぎ去っていった時間(とき) 気がついたら、ほら
もう終わろうとしているTeenage Time
探していたものはなんだったのだろう?
優しさの意味 生まれて来た理由(わけ)
涙も悩みもしたけれど結局
ただ楽なことしかしてなかった気がする
何に向かって歩けばいい? 何を手にすればいい?
見つけたい 信じたい 掴み取りたい
何が始まり 何が終わるというのだろう?
この街で大きく両手を広げて
風の中で祈ろう もう僅かなLast Teenage Time

何に問いかければいい?
紛れた刺に傷ついても歩む理由を
何を抱き締めればいい?
冷たい風の中 凍える手でさまよう迷路
何時の間にこんなに増えていたのだろう
アルバムの中の黒い光と優しい輝き
それなりに色々やって 何をやったかわからなくて
ふと振り返ったTeenage Time
一体何をしてるのだろう?
必至で動いてたつもりでいたけど
足跡しっかり見つめてみたら
寄り道の多い足跡だった
どのくらい傷つけたろう?どのくらい悲しませたろう?
きっともう数えきれないほど多く
身体に浴びた血を流さないで
過去と未来の出会いと別れ全てを
しっかりと胸に抱こう(いだこう) 終わりゆくLast Teenage Time

愛を語れるほど出来た人間じゃない
真実など欠片も見つけていない
今まで僕はどれだけ変わってきたのだろう
探しているもの 僕は何に跪くのだろう?
何を見つけ 何に生きていくのだろう?
どこへ行くのか まだわからないけど
愛すべきもの全てと分かち合い 笑って生きていけるのなら
それはきっと素晴らしいこと

握り締めた拳を開いて
全てを受け入れることが出来るのなら
真実を願い 愛を祈ろう
迷い続けるのを知っているから
悲しき夢 優しき願い 喜びも苦しみも何もかもを
この身に受けるのなら それでも歩けるように
ここに在る 僕がここに在るのなら
傷だらけのまま この街を見ていよう
あと少しの時間の間 何を思おうLast Teenage Time』

 これを書いている今は、もう29日。二十歳になっているんだ。
 なにも変わるわけはないんだ。見た目上はね。けれど、大きな義務と権利を背負わされているんだ。年金手帳も届いたし、酒と煙草は・・・合法的には・・うん・・・
 もう少しまともにならなきゃいけないだろうね。一応はさ。
 なにが変わるだろう?何が終わり、始まるだろう?これから生きていく中で。俺はどうなるんだろう?考えればきりがないけど・・・少しはマシに生きていきたい。そう願っている。それをするのは僕自信だけどね。

 十九歳と二十歳の間、ギターを弾いてた。『十五の夜』『十七歳の地図』『シェリー』『Forget−me−not』『I LOVE YOU』。僕の十代は、やはり彼だろう。彼の歌、存在。全て。友達も出来たし、ギターも弾いた。色々背負いもしたけど、色々見れた。きっと二十代もそうなんだと思う。彼の歌と、存在したという事と一緒に生きていく。きっと、ね。Coccoも奥田民生も山崎まさよしもそうだけれど、なによりも、あの人と・・・


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