囁き
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ふと、『彼女』との電話で元カノの話が出て・・・っていっても、大した話じゃなかったけどね。元カノの初めての男は僕だって言われて・・・実際はそうじゃない。軽く見てたんだろうね、あいつの過去を・・・
僕が心から許せない人間は、知ってる限りで二人。・・・いや、一人は知ってるわけじゃないけど・・・小学生のころの元カノを無理矢理・・・の男。同じ痛みを持ったあいつの指を折り、夢を奪った男。 はっきり言って、女に手を上げる奴は死ぬほど嫌いだ。一番許せないことだと思う。例えどんな理由があってもね。女に手を上げちゃいけない。 僕は出来た人間じゃない。友達であるならなおさらだよ。知らない人よりも、強い怒りがある。やった奴、目の前に連れてこられたら遊んであげるくらいにはね。前に、ちらっと見かけただけで走って追いかけたことがある。見つからなかったけど・・・しばらく目つきが悪かった。当たり前・・・かな。許せないもん、やっぱり。 『彼女』が少し機嫌が悪くなったと思う。僕の雰囲気が変ったのには気がついてたろうしね。けど、それでも止められないよ。それは、なんの理由もない。人間として、男として、友達を傷つけられたものとして許せないだけ。そいつ等を憎んでしまうことは、止めることはできない。なにがあっても・・・
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