囁き
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2001年09月11日(火) 書かないわけには・・・いかねぇか

 『彼女』が携帯の充電器を忘れた。電話の声が聞けない・・・今日の電話で、しばらくお休みになるでしょう・・・やっぱ、声聞けないのは淋しいね・・・メールも出来なくなるわけだし・・・

 ・・・それよりも酷いことが起きた(ある意味、電話できないほうが重大問題だが)。

 歴史的瞬間でもある。こんな歴史、ほしくもねぇが。

 アメリカに対してのテロ。TVを見てて、急に番組が切り替わった。台風のことかと、一瞬思った。しかし、違った。映像を見て、マジで冗談かなにかかと思った。映画の世界化、本のなか(その手の本はあまり読まないが)でしか知らない世界が、現実に映っていた。貿易センタービルからの黒煙、泣き叫ぶ人、繰り返される旅客機激突の瞬間。これがTV局が仕向けたジョークなら、心から拍手を送りたいもんだ。
 じき、ペンタゴンにも旅客機が突っ込み、ビルが崩れ落ちた。別の場所にも旅客機が墜落し、報道はそれこそ朝まで続く。本土がこんな状態になるのは、それこそ初めてのことだろう。今だ理解できない部分は多いが、それでも恐ろしいことがおきたという事は、理解出来る。

 一体、何人の人が傷ついただろう、亡くなっただろう?その中にはきっと女性も、子供もいる。
 なんの理由があったにせよ、人をめ・・・罪もない女性や子供までも・・・殺めることは、許すことは出来ない。一体どうなるのか・・・予想もつかないね。新たな世紀が始まっても、過去の憎しみや悲しみはなくならない・・・それはわかっている。それこそ、僕が考えるよりもつらいこともあったのかもしれない。けれど、二十世紀・・・戦争の世紀と呼ばれていた時間を、またも繰り返してしまうのだろうか?

 これを書いている時間は、翌日になっている。新聞でも大きく取り上げ、TVは特別番組を組み・・・
 一瞬、全てを破壊するような戦争を望んでいる僕がいるような気がして、吐き気がした。そんなことは、絶対に望まない。望みたくない・・・

 亡くなられた方のご冥福をお祈りし、行方が判らない方、お怪我をなさった方の安全、ご回復をお祈り申し上げます。


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