囁き
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2001年09月30日(日) |
元カノ 〜『アンドロメダ』〜 |
遊びに来るんだとさ。この横浜の街に。そんな情報が流れてきた。そのときにはあの街に出ないようにしよう。会うわけにはいかないんだ。
実際は・・・顔くらいは見たいかな?話してもみたい。けど、それはこっちの勝手な話、向こうは会いたくもないだろうしね。それに、会ったらまた面倒なことが起きるだろうさ・・・
向こうがまだ思いを残していれば、それが一番きついことだと思う。向こうをこれ以上苦しめるのだけは、もう絶対にいやだ。例え僕がどうなろうと、もう傷つけない。戻る以外のことは、なんでもしてやるつもりだ。もう信用はしてないだろうけどね。それはそれ。いつでも幸せを願ってる。
それに、あいつの悲しみを感じてしまったら・・・ 身体二つに裂きたくなっちまうかもしれない。どっちの側にもいたい、いてやりたいってね。戻ってしまうかもしれない自分が、情けない。平気だとは思う。今の『彼女』が好きだから・・・離れたくないから・・・
ま、『彼女』にばれたら死ぬほど恐いしな(苦笑)。
一体この男のどこに惚れたというのだろうかね、二人とも・・・情けねぇ奴なのにさ、こんなに。 いちおう、友達に探り入れてくれって頼んでおいた。あいつ、心の奥をそうそう出す奴じゃないけど・・・たまにさ、夢に見るんだ。泣いてる元カノをね・・・何も出来ないで、ただ立ち尽くすだけだよ。手を伸ばそうとしても、やめてしまう。声もでない・・・ただ見てるだけ・・・ 目を覚ますと、泣いてる。涙がこぼれてる。けど、実際はそんなことはよくあるんだ。どんな夢かはわからないけど、起きたら泣いてることなんてね。 『彼女』にはそんなことはいえないからね。友達夫婦の奥さんの方にちょっとんな話した。色々言ってくれたさ。 『いつかまた皆で集まって バカ騒ぎ出来る様になれんのが一番良いね』 この言葉に、涙でそうになったよ・・・それが一番いい・・・実際、今も少し涙浮かべて書いてる。出来る事はないだろうけど・・・それが一番いいんだ・・・そう願いたい・・・元カノも『彼女』も、色々な人を傷つけ続けた僕の台詞じゃないかもしれないけれど・・・
『アンドロメダ』 『俺はもう光り輝くこともない 打ちのめされた暗闇の中 一人寂しく震えているだけだった 人の心を傷つけた見返りに 餓鬼という事を知らしめられた 分かっていたけれど知りたくはなかった 心が壊れていくのが手に取るようにわかる もう誰とも話したくはない 暗闇のカラの中に閉じこもる 音もない 光もない部屋の中で 時間だけがただ過ぎ去っていくのを信じて いつも逃げつづけていたけれど 逃げる場所がなくなればどうすればいい? 人を傷つけたという大きな罪を背負い 光を避けて音を立てずに歩く 罪の意識の鎖に雁字搦めにされて 気がつくと死の海が競り上がっていく 逃げようと身をよじっても そんなことで切れるほど細い鎖じゃない 俺はどんどん太くなる鎖を恐れて もう他人との接触を止めた
光が差すことのないこの暗闇に 自らこの身をおいていたはずなのに 一人が怖くなり 光を求めて外へ飛び出したくなる でも自分の心が傷つくのはまだマシだった 他人の心を傷つけたことは 僕が考えていたよりも恐ろしい罪だった その罪を犯してしまったのだから このくらいの罰は受けるべきなのだろう 誰一人出会うこともなく 一寸先をも見通せない闇の中 今まで傷つけてきた人の顔を どうにか思い出そうとするけれど 多くの人が頭をよぎって 全てを思い出すことも出来やしなかった 人を傷つけたという大きな罪を背負い 光を避けて音を立てずに歩く 罪の意識の鎖に雁字搦めにされて 気がつくと死の海が競り上がっていく 逃げようと身をよじっても そんなことで切れるほど細い鎖じゃない 太くなりすぎた鎖を握り締めて 首をしめても死ぬことは出来なかった
人を傷つけたという大きな罪を背負い 光を避けて音を立てずに歩く 罪の意識の鎖に雁字搦めにされて 気がつくと死の海が 目の前に競り上がっていく 逃げようと身をよじっても そんなことで切れるほど細い鎖じゃない 俺はもう逃げようとするのをやめて 死の海に飛び込もうとするけれど 罪の鎖がそれを許さない 俺は死ぬことも許されなかった
死の海が競り上がってくる 俺はゆっくりと手を合わせる 罪が許されることを祈り・・・』
初めて人を傷つけて落ちこんだとき・・・中2かな?・・・の詩。傷つけてばかりの人生やね・・・(苦笑)しっかりせな・・・
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