囁き
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2003年09月01日(月) 到着&ホストファミリー初顔合わせ

 さて、朝の六時に起こすとかいわれててね。起こされましたよ、日本時間の朝三時。空白の三時間、時差というものを僕は生まれてはじめて憎んだ。ってかさ、やっぱ飛行機の中、眠るように出来てないわ(笑)。身体がちがちだし・・・しかも、起こされてすぐの放送が言うことにゃ『朝飯なんにするか、回るから言って食ってな?』なめるな(笑)。
 当然、空港着いたときは、ほとんどが寝不足。しかし、テンション上がってるせいか必要以上にみな元気。バスに乗り、最初の観光地であるアデン山(名前違うかも)とかいう死火山に着いた時にはテンションMAXおおはしゃぎ。元火山のクレーターの底まで行って大暴れ。落ちてる石を使ってうちの大学の名前を刻む。

 しかし、我等の大学と同じく、周りに比べてチープ&ちっちゃい。

 後は、なんかマーケットみたいなところで焼き鳥のセット頼んだら、尋常じゃないポテトの量に、友達におごる形で食べてもらったり(笑)、オークランド市内で自由時間があって友達と二人でちょろちょろ回ったり、ためしに物かって見て、何より聞き取れないことを最実感。んで、さっきは三人で分けたから、もう一度ご飯食べたさ。そのときに悟った。

 あいつら絶対送りバントは出来ない。

 豪快なんだよね、めちゃくちゃさ。一つの皿に四種類もの食べ物を、乗り切らないくらいに乗せるんだよ?味が混ざるのも気にしないで(死)。無論味も大味。流石野球を知らない国。ラグビーならばこれくらいならかまうまいと勇猛果敢なタックルをかまされる。
 その後、目的地のハミルトンに移動してる中、電池の切れたロボットのように死んだように眠りこける。その間、雨は降るわ、ガイドの兄ちゃんがなんかかんか言ってるが、お構いなし。そして、しばしの眠りを妨げる声。ついたのかと目を覚ませば、バスは路肩に止まっていた。なんと、バスが故障してしばらく立ち往生。しかし、そんなことは喜ぶべき状況である。これ幸いと睡眠時間を確実に増やしていく我ら。
 しかし、急な大雨とバスの故障。そして眠り続ける我らとむなしく響くガイドの説明・・・。まるで、これからの旅を象徴するようですな。

 バスを乗り換え、ようやくたどり着いたのは予定時間を二時間近くも遅れてのこと。当然、みなの顔に不安がよぎる。そう。これからは仲間もいなく、ただ一人、英語の世界に放り出されるのだ。一人、また一人と名を呼ばれ、消えていくさまは、まるで死刑執行を待っているよう。そして、僕の番。ついに僕も死刑宣告に等しい英語の背愛へのダイブを命じられた。

 まるで、よくある映画の老夫婦みたいな人。テッドさんとエレインさん。年老いた夫婦・・・何かあっても、こいつらなら勝てる。
 車に乗り込み、彼らの家へ。とはいえ、車の中での会話すら、はっきりよくわからない。聞き取りが出来ないんだ。僕を殺す算段をしていても、こっちは無表情と笑顔の繰り返し。ワニの口に身体を入れて、食べないでくれといっているよりも危うい話である。
 けど、家ついたら・・・二人?別のホームステイしてる子達がいた。いくつか判らないけど、中国人の女の子たち。後で写真とか見せてもらって聞いたんだけど、何人もホームステイさせてるみたいなんだよね。それ聞いて、凄く安心した。どうやらとって食うような家ではないようだ。こいつらが全員祖国に帰っていればの話だが。
 とりあえず、御土産の達磨の木のパズルとか、エレインさんと二人で挑戦してた。しかし、具界にもほどがあるだろう。日本じゃ小学高学年の人間でもそんなことはやらねぇぜ。大体、最初に丸かった形を見てるだろうに、何故、唯一プリントしてある顔を、前後に分けて作ろうとする?確実に入りそうもない穴に、無理やりピースを叩き込もうとする?一瞬した破滅の音を聞き取る耳がないのか?お前には。
 とりあえず、出来るだけ話す様に努力したよ。書いてもらったりもして、コミュニケーションは取るようにした。きついけど、少しはいいかもしれない。思ったよりも、話せた。だって、ずっと黙ってるって思ったからさ。ただまぁ・・・食事は・・・いや、なにも言うまい(笑)。
 まぁ、きついし、帰りたいとは思う。けど、もう開き直るしかないわな・・・ボディランゲージと単語の連発。気合いと根性で乗り切るしかない・・・そう。逃げ場はないのだ。現在冬。外にいれば凍死してしまうほどの寒さなのだから。なのに、シャワーからは水しか出ない・・・


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