 |
 |
■■■
■■
■ 嘘
1つ嘘をつくと、その嘘を隠すためにまた嘘をつく。 その嘘がばれないようにまた嘘をつく。 1つの嘘が嘘で塗り固められる。 本人も何が本当なのか、嘘も現実のように錯覚したりする。 そんな嘘で塗り固められたものは、ほんの何かの衝撃で、音を立てて崩れることがある。
嘘をつかれ、騙されたと嘆く。 でもやっぱり、嘘をつかれ騙された方が楽だとも思う。
1つ嘘をついたがために、その嘘がばれないように言葉を並べ、ぼろが出ないように嘘の上塗りをする。 厚く厚く、頑丈に嘘で固める。 毎日ひやひやしながら、ばれたらどうしようと思い生活する。 どんなに苦しいことだろうか。
2003年10月07日(火)
|
|
 |