シロクマ日和



[ いなくなる部屋 ]

トキオの街に上京した私は、部屋を借りている
訳なんですが、この不思議にまだ慣れないです。

いつかは他の誰かが寝る空間。
いつかは通ることもなくなる家の前の通り。

母校よりも短い間かもしれないし
母校と違って戻ってきても入れないし。

家賃が少し高すぎるこの部屋は、きっとずっとは
いられません。

それでも離れることを思うと寂しくなって、
大掃除の季節だなと汚れを拭いてみた時に、
ふと敷金のことが頭をよぎったりしてお寒い。


これから先自分だけの部屋を自分の力で手に入れる
ことはきっと難しいんだけれど、
マンションの無機質さは好きなのに、
あったかい部屋にほっとします。ただいま、206。


2003年12月20日(土)







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