宮城球場のスコアボードがとうとう取り壊されました。 私が初めて宮城球場に行ったのは2001年。台風が近づいていて雨が降っていて、最悪のコンディションでした。球場に足を踏み入れて、まず目に入ったのがあのスコアボード。「カニトップって何?」が最初の感想(笑)。選手の名前が手書きなのはレトロで好きだったけど、ちと暗い宮城球場の照明の中ではほんとは見づらかったです。 どういうわけか私が行く日は雨がちで、今年の秋に社会人野球を見に行った時は通路付近でじゃばじゃば雨漏りしてて、老朽化も甚だしかったですね。
照明塔の鉄骨や、プラスチックの座席のくすんだ色や、なぜかネット裏に配置された水飲み場など、なんだか懐かしい気分になる宮城球場。今年2度遠征したとき、取り壊される前にと思って、写真を撮っておきました。 来年はディズニーランドみたいなスタジアムに変身するらしいですねぇ。あの天然芝も人工芝になってしまうとか…。とてもプロ野球のフランチャイズになれる状態ではなかったとはいえ…宮城球場で手書きのスコアボードを書きつづけてきた方が「自分の体が削られていくようだ」と語っている映像を見て、ちょっとセツナクなりました。


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