全てがギリギリなのに放り出した。 2003年12月11日(木)



欠課のしすぎで留年が迫ってるのに、今日はサボった。
昨日の夜、過食嘔吐が終わってからいつの間にか眠ってしまって、
朝になってお母さんに何度も起こされた。
寝起きは考えることができずに自分の欲に従ってしまう。。
眠い・起きたくないと思ったから、寝た。
お母さんに怒鳴られてムカついたから、寝た。

朝補習が始まる時間も過ぎた頃に、東京にいるお父さんから電話が。
『絶対に学校サボらないと約束した』
『もし起きれなかったら、その時は絶対にお父さんの言う事に従う』
何週間か前、そう約束した。
『もし起きれなかったら』の「その時」がきてしまった。
とにかく今すぐ起きて準備をして学校に行けとお父さんは言った。
でも私は動かなかった。
完全に約束を放棄してる自分をごまかした。
私は自分に甘すぎる。
自分が心底情けない。
このままじゃ留年するのも時間の問題。
私はお父さんとの約束を、また破っている。
信頼を失いたくないなら今すぐに学校に行かないと…!

2時間近くたっても、私は結局そのままだった。
お父さんが仕事に行く時間も過ぎてしまった。
『昼頃にまた電話して状況を教えてくれ』と言われた。
その頃には学校いることを期待してるんだろうか。
『今日の夜にまたチャットでも電話でもいいから、話せるか』とも言われた。
生返事だけ返した。




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お父さんはそう言って電話を切った。

私は学校に行く準備を…せずに過食嘔吐した。
お母さんは買い物に行っていて、家には誰もいなかった。
ご飯 --- お茶碗3杯分
フライドポテト --- 大盛り
照焼きチキンピザ --- 1枚(Mサイズ)
マロンケーキ --- 小2個
コーヒー --- 1杯(砂糖大量)
わざわざ宅配ピザを注文した。
ひたすら食べて、何も考えないようにした。
食べ終わってから、いつものように嘔吐した。
午後3時。
6時間目の授業が終わるのは3時半。
部活が始まるのは、4時。
あさっては部活でクリスマスコンサートを学校の音楽室で開く。
毎年の恒例行事。
コーラス部がクリスマスソングを歌ったり、有志の生徒の演奏があったり。
観客は全校生徒ではなく、自由参加だ。
とにかく人前で歌を披露するというのに、練習が足りてない状態。
人数も実力もまだまだなコーラス部。
披露する歌の歌詞もまだ覚えていない段階で、全てがギリギリ。
今日はその最後の練習の日。
本番前日は喉を休めるために練習はしないから。
最後なのに…私はサボってる。

制服を着た。
メイクもした。
今すぐにでも家を出て学校に向かえる状態なのに、動かない。
部屋から出られない。



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大学生と過食症
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