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今日9月5日は、私の高校生活最後の大運動会の日だった。 この日のために夏休みから練習を繰り返してきて、 ブロックの仲間と一緒に走って叫んで歌ってきた。 それが今日で終わりだと思うと寂しくてたまらない。 毎年この大運動会で私の夏が終わった。 達成感と充実感と一体感で満たされる、この大運動会が 今日で終わってしまった。 3年生はこれから受験に向けて勉強するのみ。 この運動会の思い出をバネにして頑張らなくちゃいけないけど、 本当は寂しくてたまらない。 ずっとこの学校にいたいと思ってしまう。 それくらい、この高校の大運動会は生徒にとって大切なもの。 私のいたブロックは、総合で2位だった。 1位とたったの3点差だった。 今では優勝も同然だったんだ、そうだ優勝したんだと 勝手に開き直っているが、 結果発表の直後は、悔しくて悔しくて友達と号泣してしまった。 それでも最後に館歌を全校生徒で歌った時には、悔しさなんて吹っ飛んで、 男子も女子も皆涙を流しながら、体を大きく反らせながら、大声で 歌っていた。 やっぱり私はこの高校が大好きだと思った。 こんな高校の生徒になれて良かったと思った。 今日は本当は雨が降るはずだった。 天気予報では降水確率80%で、雨天決行といえども やっぱり不安だった。 それが実際は予報が大はずれ。 朝から晴れて、日差しが強かった。 時々少し曇って小雨が降ったけど、全く気にならない程度。 まさに運動会日和の1日だった。 天気予報って、本当によく外れる。 今回は外れてくれてありがとうと言いたい。 今日は本当に心に残る一日だった。 こんな感動できる経験が高校生活の中で3回もできて、 私は幸せ者だと思う。 これからは勉強ばかりの毎日になるけれど、 それに耐えて逃げないようにしようと思う。 |
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