卒業式 2005年03月05日(土)




今日、高校を卒業してきました。
朝から雪が降っていて、だからという訳じゃないけど遅刻しました…。
担任の先生には最後の最後までハラハラさせてしまった…。
教室に入ってから携帯を見たら大量の着信が。




式が始まったのは、午前10時。
お父さんは東京から急いで駆けつけてくれた。
来賓の祝辞を上の空で聞き流す。
送辞は予想通り、ありきたりの言葉が並んでいた。
あの言葉が本心であったなら、それは先輩として嬉しいことではあるけど。
答辞は…、予想に反してほとんど共感できる部分がなかった。
全てがめでたしな内容で、この3年間の学生生活の中で
悩み苦しんだこと、辛かったこと、そういったことは一切無し。
彼にとっても良いことばかりではなかったはずなのに。
最後だから良かった事尽くしで締めたかったのかな。
そんな泣きながら読む彼の答辞を、私は冷めた気持ちで聞いていた。


このまま涙を流すことなく式を終えてしまうのかと思っていたら、
「仰げば尊し」・「蛍の光」・館歌を歌う時になって号泣。
周りが皆泣いていたこともあって涙が止まらない。
最後の館歌は、皆が応援歌並みに身体を大きくのけ反らせながら
大声で叫ぶ様に唄う。
これで最後なんだと思うと、寂しさで苦しくて堪らなかった。


退場の時、3年を担当していた先生達と一人一人握手した。
担任の先生は泣きながら『頑張ったね』と言ってくれた。
2年の時の担任は、『おめでとう』と痛い程手を握り締めてくれた。
1年の時の担任は、『全くお前は』と握手をしながら私の頭を軽くはたいた。
学年が変わって担任でなくなっても、先生達にはずっとあれこれ心配をかけて
いつも励ましてもらって、私の大きな支えになってもらっていた。
私ほど担任に恵まれた生徒はいないと思う。
それくらい素晴らしい先生達。
どんな言葉でもっても、この感謝の気持ちを伝え尽くすことはできません。






この日記のタイトルは、『高校生と過食症』です。
過食症はまだ治った訳ではありませんが、高校は卒業しました。
なので、近々また別の日記をつけ始めようと思います。
ここでタイトルを変えて書き始めるかもしれないし、
ブログに移るかもしれません。
決まり次第、お知らせします。




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大学生と過食症
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