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旅行覚書
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7/3
朝、音楽も聴けない旧型の小さな飛行機で大館能代空港へ。
ミーさんの運転するレンタカーで十二湖をまわり(青池は本当に綺麗だった。曇りだったのが残念だけど)、そのまま白神山地へ。
白神ライン、40Kmほど未舗装の悪路。やたらテンション高くなって参った。
しかもようやく舗装路に出たと思ったら、霧が濃くなってもう大変。私は助手席で座っていただけだが。
弘前を通り、奥入瀬にある宿へ。
食事は微妙だったが、風呂と部屋は良かった。
ゆかりの地らしく、岡本太郎デザインの暖炉などがあってちょっとびっくり。
宿で寛いでいたら、仕事の電話有り。無粋な話だ。
7/4
太平洋側の海岸に出て、一路南へ。海堪能。
雨が強くて外に出るたびにずぶぬれになる。
ほんの少し運転した。久しぶりのことなのでとても楽しかったが、隣のミーさんが車酔いしないかとちょっと心配であった。
龍泉洞という鍾乳洞(日本三大鍾乳洞の一つらしい)の地底湖がとても綺麗だった。
結構遅い時間に宿に到着。苗字が思いっきり間違って伝わっていてとても凹む。普段から間違えられやすい(特に電話だとひどい)苗字なのでいつものことなのだが。
部屋と食事がとてもよかった。一年分くらいの海胆を食した気がする。
昼頃、仕事の電話有り。おちおち休んでもいられない。
7/5
旅行中の慣例として、朝風呂へ。昨日と違って小さめの宿であるためか、私一人。気持ち良かった。
朝五時の海には、幾人ものサーファーがぷかぷか浮かんでいた。
美味しい朝食を摂ったあと、昨日は時刻が遅くなってしまったために寄れなかった浄土ヶ浜へ。水がとても澄んでいて良かった。
うみねこがやたらと群れていた。
遠野を通って秋田方面へ行き、去年来た際にも寄った喫茶店で茶など飲んで秋田空港へ。
その途中、道を間違えた。しかも高速道路。20km近く出口が無くて青ざめた。
ぎりぎりの時間に滑り込み。
帰路の飛行機は最新型だった。行きとの差が激しい。
なぜか定刻より十分ほど早く到着。
バスにて無事帰宅。
旅行中に読んだ本。
更科日記(上・下)(講談社学術文庫)
泉鏡花短編集(岩波文庫)
2003年07月06日(日)
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