真夜中の独り言!
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2001年08月01日(水) 業務中につき・・・インターネットの話(謎)

2001年7月31日  午後一の電話はここから始まった・・・・( ̄□ ̄;)


「ホームページが出ないんだ!」

お客様のこの言葉から、応対は始まりました。
多いんです、こういうご質問。

大抵理由としては、プロバイダの設定が間違っているか、接続そのものがされていないか。
そのあたりから確認します。

「プロバイダ様への接続は問題なくできますか?」
「いや、そういうことじゃなくて、見たいページが出ないんだよ! お気に入りに登録しておいたのに!」

お客様、興奮気味です。でも私には状況が把握できません。
ということで情報収集を。

「どういったエラーが出ますか?」
「なんか『ページが見つからない』とか『404』とか出るんだよ!」

・・・404?

はい、もうお分かりですね。NotFoundってやつです。
ホームページが消えてますね。

「それは特定のページだけで、ですよね?」
「そうなんだよ! どうでもいいページは出るのに、このページだけ出ないんだ! 壊れとる!」

いらっしゃるんです。すぐに「壊れてる!」とおっしゃる方(^^;

「いえ、それは壊れているわけではなくてですね、そのページだけが消えていると思います」
「消えている!? この前までちゃんと出たぞ!」
「それはいつごろですか?」
「正月のころだ!」

現在、真夏も真夏 (~Q~;) 7月月末 明日からは8月だぞな。。。。
7ヶ月前に出てたとしても、それが残ってるって確証は・・・流れの早いインターネットの世界では・・・

エラーの原因はほぼ分かったものの、お客様は相変わらずの興奮状態。電話越しに荒い鼻息が聞こえます。
この状態で、どうやって説明したらいいものか・・・

「そのページというのは、どんなページですか? お知り合いの方のページですとか・・・」
「綺麗なねーちゃんのいっぱい出てるとこだよ!!」

Σ( ̄□ ̄;)
あ、いや、そんなはっきり言わなくても(汗;

「では、こちらのパソコンで開くかどうか確認したいと思いますので、そのページのアドレスを教えていただけますか?」
「なんだ、アンタも見たいのか!」
「・・・・・」

思わず絶句してしまいました。そう来るか・・・


なんとかアドレスを聞き出して入力してみると、やはり「HTTP 404 未検出」。

「お客様、こちらでもそのアドレスでは表示できませんので、パソコンの異常ではございませんね」
「だから、この前まで出たって言ってるだろ!? なんで出ないんだよ!」
「ホームページというのは、作っている方の意志で消したり移転したりできますので・・・」
「移転? どこかに移ったのか?」
「ええ、そうですね・・・」

「アドレスが変更になったりですとか・・・」と説明しようとしましたが、それを遮るように、

「ホームページってのは、世界中どこでも見れるんじゃないのか!?」
「はひ?」

いきなり言われたので、素っ頓狂な声を出してしまった私。

「移転移転って、んじゃあどこに行けば見れるんだよ! アメリカか!?」

( ̄▽ ̄;)あ、ああ、そういう意味ですか・・・


その後、「移転」の意味、ホームページがどうして存在しているか、など説明。
なんとか納得していただいた・・・はずです(爆)


「パソコンを買えばすぐにインターネットできる」
「メールで友達がすぐにたくさん増える」

そんな「迷信」に、

「ホームページは絶対に消えない」

というのがあるのだと気付かされた応対でした。ちゃんちゃん


夕凪

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