ラスベク変換
DiaryINDEXpastwill


2003年03月11日(火) 福岡の夜2

 福岡の2日目。

 前日、味処清水で知りあったお客さんも試合の応援に駆けつけてくれ、ガンガン応援。
 しかし、頑張れニッポンコールも虚しく、日本の勝利を見ることは出来ませんでした。
 これにて日本女子の4位が確定。
 シドニーパラリンピックでは銅メダルに輝いているだけに、今回の4位は選手としても不本意。
 仕方がない。次のアテネパラリンピックでファイト!

 試合会場を後にした私達は、レンタカーを操り一路博多へゴー。
 ホテルでしばし休息の後、市内観光へ出発。
 まぁ、時間もなかったから観光はほんの少しで、いよいよ夜の部へ突入。
 まず、福岡はモツ鍋の発祥の地と聞いていたのでその筋の店を探すが、ない。
 複合ショッピングセンターの偉そうな人に聞いても、モツ鍋屋なんてないなぁと言い。
 タクシーの運転手に聞いても、あんまり聞かないねぇと言う。
 んー?
 その後得た情報によれば、福岡がモツ鍋の発祥の地というのはデマで、福岡は地鶏だとのことだった。

 とはいえ、私たちのお腹と舌は「モツ鍋」を迎え撃つ準備が完了していたので、何とか京風モツ鍋屋を見付けビールをグビグビ。
 さて次は…と迷いもせず、やはり博多にきたら中洲でしょーと、いざ中洲へレッツゴーゴー。
 ところが時は台風による雨が降ったり止んだりの悪条件。
 川沿いには予想通り屋台がない。
 んーんーここまで来て中州を味わえないのか。
 カムオン中洲の暑い夜インおバカな5人組!
 しかし屋台がないことには暑い夜を演出できない。
 よし、次の橋まで行って屋台が出ていなかったら、あきらめてふぐをお召し上がりになりましょうと向かった橋。
 ありましたよ、橋の向こうに屋台が、2台。
 これよこれ。暑い夜にするぞーとやきとりとおでんの店に乱入。
 でも、ここで私にはいや〜な予感があったんですよ。
 私が座った斜め48度上方に、「おでん1個300円」と書いてあった。
 で、注文はセットのみですと店のお兄さんが言う。
 んー?これってもしかしてぇ…。

 結局、すごいバカ高い料金を取られました。
 おでんの大根1切れ300円。
 げげげげげぇーーー。
 やられたぁ。
 しかも、大して美味しくなかったし。
 心臓から1センチ離れたところを射抜かれた気分。
 でも、中洲の夜を、たった2台しか屋台が出ていない中洲の夜を、貸切のように占領できたんだからまぁいいかぁ。
 これも想い出だぁね。

 でもさ、このままやられっ放しは心が重いじゃないですか。
 だから、ふぐも食べちゃうことにしました。
 それも、5人で小さい皿1皿だけ。笑
 まず、1人1枚を均等に堪能する。
 その後はじゃんけんで、勝った人が好きな枚数食べる。
 当然、じゃんけんの掛け声は静かに静かに厳かに。
 さて私は何枚食べたか。
 最初の1枚プラス、じゃんけんで勝って1枚の計2枚。
 私はずっとグーだけを出し続けたのでした。
 なんかね、みんなが楽しんでくれれば私はそれで満腹って感じだったから。
 いやぁ、楽しかったです。
 でもこのふぐ屋さんでそんな食べ方する人はいないんでしょうねぇ。当たり前か。
 じゃんけん大会の中盤頃、店の女将さんらしき人が私たちのテーブルを見にいらっしゃいました。
 で、何を挨拶するでもなく、全く困ったものでという顔で戻っていかれあそばされました。笑
 いいじゃん。せっかく遠く離れた福岡まで行ったんだから。

 ほんと、福岡はいいところでした。
 また行きたいなぁ。






↑エンピツ投票ボタンです ポチッと押して

My追加


久方 堕世 |HomePage

My追加