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明日はお墓参り。 早起きして行ってきます。 盆花をお供えに行くところは6箇所しかないからそれ程の時間は要しないんですけど、お墓参りは朝の早い時間がいい。 それに明日も午前中は仕事だし。
これから花竹の準備をします。 なんかねぇ、なんでプラスチックの花竹もどきしか売ってないの? 私は花竹もどきは使ったことがありません。 本物の竹で出来た花立で、名前を入れる部分をナイフで削って、削った部分に白墨を擦り込んで文字が滲まないように加工して、心穏やかにして名前を書く。 これが私のお盆の先祖思いです。 普段、全くご先祖様を敬ってないのでせめてもの自分に課している慣わし。
去年まではこのお墓参りも5箇所でした。 今年は1箇所増えました。 私の従姉妹のお墓です。 この従姉妹は、私が生まれてから結婚するまで過ごした家と土地を勝手に売り飛ばした憎むべき人間です。 私から絶縁を言い渡した人間です。 でも、私が生まれてから従姉妹が結婚するまで姉弟のように過ごした大事な人でもあります。 従姉妹は事情があって、私の(従姉妹の)祖母に育てられたのでした。 絶縁と言葉では言い渡したけれど、やはり大事な人ではありました。 それが去年の11月。突然死しました。 酒による肝臓の破壊が死因でしょう。 私は久しぶりにこれでもかというくらい泣きました。 酒に逃げた弱さは、その結婚の悲惨さから鑑みれば仕方がないものだったのだろうと私は考えています。 でも、死ぬまで飲むなバカヤロウ!
これまで別れた大事な人にとても逢いたくなるお盆。 逢えるものなら逢いたいよね。
2003.08.13記
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