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2006年11月18日(土)   泣いた理由。  

ベッドの上で少し泣いた。
涙が何故出てくるのか解らなかったし。
マイナスを嫌うAに理由を問われても上手く説明できると思わなかったから
部屋の明かりを落としていた事も幸いして
眠いを言い訳に、必死で誤魔化した。


思ったよりも、Aにはまりこんでいるなと思った。
今は当たり前のように週末ごと会えているけれど
やっぱりAは大阪に戻りたいし
戻るための計画を徐々に練り始めている。


ワタシはといえば、
付いていくという言葉も伝えられず
只、少しづつ心の整理をするしかないわけで。


依存とか甘えとか。
そういう類の事柄を極端に嫌う君に
嫌がられたくないという気持ちが先立って
寂しくて泣けたともいえる訳が無く。


Aの手がまぶたに伸びてくるのを交わし
唇で目を確認しようと近づく顔を避ける。


汗、汗。


誤解を生むだろうことは百も承知で。
でも真実は言いたくない。







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