もものねこぱんち
今日は相方のCちゃんとお出かけ。
画材やさんでかわいいアイテムをゲットしっ!
ランチに豪華なコースを食しっ!
前菜のホタテとトマトのサラダ。3日間煮こんだという、牛肉のメインっ!
サービスの赤ワインに舌鼓を打ち、デザートのクリームブリュレをカフェ・ラ・テで締めくくるというどこぞのマダムのようなアンニュイな昼下がり。たまの贅沢は心が和みます。
そこまでは、良かった。
ところが、探していた本をゲットしに本屋に立ち寄った頃から私のテンションは激変した。
私、こういうサイトを立ち上げといてなんですが、ボーイズ系の小説が本屋で市民権?を得て大々的に売られているのがなんだか・・、気恥ずかしいというか、「ええんか?」と思ってしまうのです。
すごく綺麗なイラストでカバーを飾り、挿絵も沢山使われていて、確かに目を引くのです。
さわやか系の物ならまだしも、かなりハードな内容のものまで平気で売られている。中学生が何気に取って買って行く姿が「ええんか?」とショックを受けたりもします。
自分が手にとってパラパラとめくっている時も「いや〜ん」ってなるような内容。誰かが後を通ったりするとドキリとします。まるでエロ本を見に来た小学生男子のような心境ですが。まさにそれ。できればあの売り場は少し照明を落としてくれ、とまで思ってしまう。同人誌として売られている分にはどんなにハードな内容だろうと一向に拒絶反応を示すことはないのですが。
しかも、なぜかこのジャンル上手下手の差がありすぎるような気が・・・。目から鱗ほどの名作もありますが、たまたま手に取った本が・・・こういっては何ですが、「マジでこれでプロなんか?」というものだったりしたので。
サイトにはもっと文章の上手い人もワンサカいるし、もっと面白い話も山のようにあるというのに!たまたま手にした下手本が出版社や担当が絡んでお金もうけしてるのかと思うと何だか「?」
しかも、中学生の2人組さんいわく、
『こういうのってイラストで買うよな〜』
『ああ、それ言える〜。みんな一緒やもん』にショックを受ける。
ああ、中身はどうでもいいのね。お嬢さんがた。っていうか、そういう中身の薄い本が多いのか?「大口たたいてじゃぁ、あんたの小説一体どうよ?」と問われるとぐうの音も出ませんが、私の場合ほら、趣味で書いてるだけでお金儲けはしてないから・・・。だめ?
作家さんに罪はないと思う。出版社にしっかりしていただきたいと、切に願う今日。
あんまりこの辺りを掘り下げて考えて行くと、自分の存在理由まで怪しくなるのでこの辺で。っていうか、ここ読んだ人の反応が怖いような気もするけど、そう思ってしまったのだから、仕方ない。
どうか皆さんお手柔らかに。
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睦月
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