ＢＳ２で放送している、ラクダのキャラバンのドキュメンタリーを見た。
感動。
ただ　ただ感動。

父がキャラバンのリーダーを勤める少年ハッサンの視点から撮っている。
なにが、感動ってあの過酷なキャラバンの生活を文句も言わずに
尊敬する父のようになりたいと、必死で頑張っているハッサンの姿に打たれる。

水も、食料もないキャラバンの生活はまさに死と隣り合わせ。
広大なサハラでは星を見ながらすすむ。
昼間は、リーダーの経験だけが頼り。
朝に一度出発すると、夜キャンプをするまでは一度も立ち止まらない。
止まってしまうと、ラクダの歩調が乱れて、距離を正確に判断できないそうだ。
なので、食事は、歩きながら。
すばやく、体に吸収される液体状のものを食す。

ああ、そうやって岩塩を運ぶのですね。頭の下がる思いです。
ラクダは、キャラバンの人々から「砂漠の舟」と呼ばれてるらしい。
ラクダがいなければ、砂漠を渡っていく事は不可能だそうだ。

頭の下がる思い。とかいいながら、小説のネタになりそう・・・と思ってしまう
しがない字書きの性分。とほほ。
そういえば、うちの相方が昔そんな事言ってたな・・・。今、思い出した。鈍い私。

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