たまには。 |
2006年02月08日(水) |
ちょっと真面目な話でも?そうでもないかな。 忘れたくない事、覚書。
「死」ってなんだろう、と思うわけです。 大切な人でも、忘れてしまうのね。でもそれは、生きてる人相手でも同じかなぁ。 でも、誰も知らない事だからこそ、「死」にはパワーがあるのかもしれない。 そう思う。 よくわかんない。死んだこと無いし。
涙が、信じられないと思ったことがあった。 お葬式とかで、皆が号泣してるの。なんでだろうって思うこともあったけど。 なんとなくわかったかなぁと思った。
顔を見ると、思い出すんだね。 全然近くない私でも、声とか、纏う香りとか、雰囲気とかを思い出す。 もう会えないのは寂しいと思った。もう一回、うちに来て欲しかったな。階段に座って、お見送りしたなぁ。 そう思ったのと同時に、そうかと思った自分がいた。 近かった人にとっては、もっとそれが大きいことなんだろうな。 もっと話したかったり、いろんなことを思い出したり。そうなんだろうと思う。「そうなんだろう」としか言えないけど、曖昧な事。
「自分が生きた証」を残せたらいいなと思ったことがあった。形に残るものだとそれはとても素晴らしい事なんだろうけれど。 一般人だとそうもいかないだろうし。(といっても誰なら出来るんだろう) たとえば、子どもを産むとかね。その子どもがまた子どもを産んで、孫が〜って言うことになると、確実に私が生きてた証拠にはなるよね。
でも、それは、心の中でも同じなんだろうなって。 何年経っても、花をおくってきてくれる人がいる。 それってすごく嬉しい事なんだろうなと思う。忘れないでいてくれること。 思い出してくれること。
そういう事がいっぱいあって、たまにでいいから、ふとした瞬間に思い出してくれる人がいるって言うのは素敵な事なんだと思う。 そういう人にいっぱい出会えて、いっぱい想い出を作れたら、それが一番いい人生なのかな。
と思うんです。うん。
結局実体が無いのかもしれない。 何を思い出したかなんて忘れちゃった。よ、ごめんなさい。 あの時何を考えて泣いたかなんて覚えてないし。
自分が泣いたかも覚えてない。 でも、やっぱり自分の涙は信じられない。
結局、実感が無いままここまで来ちゃったのかもしれない、ね。 いつか、実感する時が来るのかな。
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