Diary




2001年07月08日(日)
フェルバート

今週末は多忙だった。
しかも用事のほとんどが享楽系。友達と遊んだ。
非常に重要なテストが目前なのにもかかわらず、だ。

うー……む。そういうのは私の悪いところだなぁ。
好きな人々と、遊べる機会があるならば、いくら重要な私用があっても放り出して遊んでしまう。
絶対そうしてしまう。今回は用事あるから行けないごめん、って、なかなか言えない。つーか言いたくない。すっごく言いたくない。どうしても行きたいっ、会いたいっ、遊びたいっ、って思ってしまう。
明日テストでも、昨日徹夜でも、風邪ひいて熱あっても。誘われたなら遊びに行っちゃう。
それは、むしろ強迫観念的でさえある。


ひとつの解釈。さながら自分の身を削って自分にシアワセを供給しているのね。
屋根や壁を剥いで燃やして部屋の暖を取ろうとしているようなものだ。
結局あとで虚しかったりするのに。

剥いだ屋根や壁、修復可能な範囲ならいいけれども。
私の、衝動はとどまるところを知らないから、だからその究極の形として、死してなおあなたのところに会いにいく、なんて夢を見たりもするのでしょう。



そう、昔そんな夢を見たのよ。

全てに背いて。魂を歪めて。きっとばれたら私は千々に消される。それでも、会いに行ったよ。何も知らないふりをしていつも通りに笑って。
あっ、アイちゃんおかえり、どこ行ってたの?と訊かれて、曖昧に笑ってごまかして、本当は。
本当は、私はさっき死んでしまったんだよ、と。
そう言わなければいけなかった。それが決まりだった。でも言えなかった。笑ってごまかしてしまった。本当は私はさっき死んでしまって、もう二度と会えないんだよ、と、そんなこと、いくら決まりでもどうしてもどうしたって言えなかった。……ごめんね。

そんな夢。
……うーん、頑張ればなんかのネタに使えそう。そのうち使うかな。(じゃぁここでネタばらししてどうすんだ)


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