Diary




2001年08月13日(月)
In the Air

 事態は凄い展開になっている。恐ろしい程の密度だ。先は見えないよ。将来振り返ったら一体どう見えるのだろう、今の私は。

 今日は昼起きて、妹が友達と遊びに出てって、結果留守番を強要されたので、考え事を。ひたすらにブレインストーミングを。
 埋没しすぎて結局何も見えなくなる。歌を歌って、昼間なのにいっそお酒飲んで、酔ってくらくらになって眠って。
 起きて、今日は花火大会なのだが、それにむかう友達との待ち合わせの1時間前に家を出て、スキなカフェに行って、4時から5時過ぎまでの1時間、過ごす。
 カフェは出張私の部屋。
 手紙のようにブレインストーミングをまた繰り返す。聴いていたMDを触媒に、一つ得たものはあったよ。

 単純な話だが。

 私は、私がどういう決定をしてどういう結果を招き、どういう風に周りを巻き込みどういう状況を引き起こしそこに置かれたのだとしても、私の中には変化しない私、ちゃんと帰ってこれる大丈夫な私というものが存在するなぁと。
 それは物質的にこの体が存在すると言うことでもあるし、今まで生きてきた記憶と言うことでもあるし。
 確かに存在するのだなぁ。自分は自分とともにしか存在しないなぁ。ちゃんと帰ってこれるところは、自分の中に、あるのだなぁ。あるな。うん。あるでしょ。多分。

 何がどうだって、私は私である自信を掲げて、行くわ。



 地元の花火は凄かった。
 圧倒された。 夜空にぶちまけたように、光が咲くの。咲くの。咲くの。
 エネルギーを得てそして空気抵抗を受け美しく逆加速度を得て球形に広がる光、その球の拡張と同時に等速に、自我がきぅっと拡散していってしまいそうになる。
 何て贅沢に。ほんとう、何て贅沢に。視界が全て花火で埋まるよ。視界のみならず、空気も、音も、全部。全部全部。
 目が眩みそうだった。気が触れるかと思った。
 全て吹っ飛ばされてしまったよ。(笑)


 そう。全て吹っ飛ばされてしまった。昼間の考え事も何もかも全部。全部全部。(笑)
 派手にテンション上がったままで、結局はただのバカ女なのですね。
 全て吹っ飛んだあとに残った答えをそれとして出してみたよ。(笑)
 いかが、ですか。


 


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