ようやく熱が下がって安心したら、つい…あいつの少し見上げる顔にクラッときて、またベッドに逆戻り… でも、今日は綾瀬が悪いんだ!!あんな風に見上げて、無警戒な顔で見つめられてみろ…誰だって箍がぶっ飛んじまうって…そんだけ可愛いんだ。 そういえばそろそろ大学の成績がどうとか言ってたなぁ…明日、久芳にアパートの方の郵便物を見に行かせて、確認してこさせるか。こいつがこの状態じゃ… でも、俺が大学のときって…成績なんて全く気にせず遊び呆けてたよなぁ…女と… 授業も楽なやつと必修しかとらなかったし…きっと綾瀬のやつはいろんな資格類にまで手を出してるんだろうなぁ…その分授業多いし、疲れるだけなのに… まぁ、そんなところも好きなんだからしょうがねぇか…どうせ、惚れた弱みさ… そろそろ起きるかな?適応に粥でも作ってやるか…にしても、俺がキッチンにいるなんて見た奴以外全員信じねぇだろうなぁ…他人のために粥作ってるなんて…
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