狩納日記

2001年06月25日(月)

 昨日綾瀬が眠っちまってその寝顔を見てたら焦って起きちまった時にちょうどその…なんだ…綾瀬が言うには「柔らかい笑顔」っていうのか??そんな顔してたらしくて…そりゃ…いつも綾瀬を虐めたくて虐めてるわけじゃねぇし…寝顔見てるときぐらいそんな顔してたっていいじゃねぇか…そう思ってムスッとした顔すると慌てて言い訳するんだぜ。確か…こうだっけ…「あっ…その…悪い意味じゃなくて…狩納さんがそんな顔してるの見るのって…その…初めてに近いし…って、あっ…いつも怖い顔してるとかじゃなくて…」って…そうか…俺は綾瀬にそう見られてたのか…っと意地悪く言うと墓穴掘ったことにようやく気付いて蒼ざめて…言葉を必死に考えてるんだぜ。どう言えばいいか…まぁ…それも可愛かったんだが、そんなに俺はあいつにとって脅威なのか…とかショック受けちまったよ。はぁ…そうか…それなら開き直って虐めまくるってのも手なんだが…それだと綾瀬は拗ねるし…はぁ…何度も思うが、こいつはいつまで俺を恐れの対象にに見るんだろうな…いつか、恋人…とまでは行かなくても普通に怖がられずになる日が来るのだろうか…夢の話かもな…はぁ…何か腹立ってきた。


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