以前から。
物語の人物は作者を超えられない、と。 そんな事を考えたことがあった。 かれこれ5年くらい前からのことかなぁ。
作者が100メートル9秒で走れなくても 登場人物なら一行でそれを書けるじゃないか。 ……もっともなんですが。
体力や運動の話じゃなくて、頭の中のことね。
物語(あるいは漫画)でもいいんですけど 結局作者の手の上での出来事なんですよ。
殺人事件がおきた、トリックを考える。 それを暴く主人公が居る。
でもやっぱり作者を超えるトリックはないし 作者を超える探偵は存在しないわけですよ。 ……まぁ、そんな感じで物語に限界があるならば それはこういうところなんじゃないかなぁと。
5年たって全く同じ事を考えているかといえば そういうわけでもないですが。 実際のところは、自分で書いてて突発的に思いつくとか そういう事もあるわけで……。 一言でいってしまえば『ひらめき』ですね。 ひらめきというのはその人の能力として思いつくというより 過去の経験などから突発的に思いつくわけですから その人の能力として期待することはできないですし。
書いてる過程で、そういう事をひらめく事もあるでしょう。 そうすると多分作者の手のひらを越えた出来事が 物語の中には存在しているんじゃないのかなぁ……。 って、5年の歳月はこれだけのことを私の頭の中に追加しました。
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