突発的に思いついたので。
さて、我々は3次元(あるいは時間軸を含めて4次元)に 生きているわけですが 本当にそうなのでしょうか?
たとえば、コンピュータで3次元空間を再現したとしましょう。 このとき、3次元は3次元として表現されますが 実際に動いているのは0と1です。 見方を変えれば、RGBカラーで構成される 色の配列でも表現出来るかもしれません。
羅列された数字を、グラフに直すのは 誰もがやったことがあるでしょう。
他にもカオス理論などでは、 方程式を多次元に再構成して、その形を見ることがあります。
このように、数字の羅列や、0/1のような信号は 別の形として、別の次元に構成し直す事が可能です。
逆に考えれば、今私たちが見ているこの次元は 実は何かの配列に過ぎないのかもしれない、 そうは考えられないでしょうか。
『何者か』によって3次元として表現されているために 私たちはたまたま、3次元として認識している、と。 この際、何者は重要じゃありません。
この瞬間、世界がこのような形を取っているのは 配列を構成し直した結果、たまたまこのような形をしている、と。
そう、実は私たちはモノの並びの集合に過ぎないと。
そのモノが原子/元素なのか、塩基なのか、 あるいはそれ以外の何かなのかは知りませんが。
こんな事を考えて何になるのかと言えば、まぁ何にもなりません。 が、もしも世界が配列で、それによって再構成された結果 今の3次元世界がここにあるというのなら 元となる配列を任意に変更することで 唐突に、そこに存在する物を 作り出すことが出来るかもしれない、魔法のように。 あるいは任意に場面を構成し直す事ができるかも。 タイムマシンのように。
本気でそう考えているわけじゃないですが、 まぁ、話を作るときに無理矢理『魔法』の根拠がほしければ 妙な理屈をくっつけた方がそれっぽくなるので。 もう少しそれっぽく発展させられないかな……。
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