1日雑記

2009年05月24日(日)

選挙だ投票だ、となると
世間は騒がしくなるのだが
なんだかんだと投票に行かないことも多い私である。

投票もしない人間が
現在の政治の状態をとやかく言う資格はない、と
そういう意見になるほどなぁ、と。
一方で投票しないことを一つの意思表示にしている人もいるので
一概にそうとも言えないのだろうが。

それでも多くの人は無関心だったり
面倒だったりというのがその理由だとは思うけれど。


ところで、個人の投票にはどのくらい意味があるのだろうか?


当選の結果が有権者の投票結果にある以上、
意味がないというのはおかしい。

一方で、何十万票、何百万票という動きの中で
個人の持っているたった一票を
軽く感じてしまうのは、これまた仕方のないことでは無かろうか。


ところで、政治が実際に機能するためには
現在政党が欠かせない。
国会やらで物事を決める場合、
民主的な手法により投票という方法を採用していても
選択は個人の意志ではなく、政党の方針によって決まる事が多い。

そこにあって、まったくの一人の議員、個人の意見というのは
存在していてもほとんど見えないものではなかろうか。

何が言いたいのかと言えば、
私が投票する際、私はどこにも所属しない個人で投票しているが
その結果選ばれた人たちは団体に所属し投票するわけだ。
実現するには一度に同じ意見の票が沢山必要で
一人だけの意見ではほとんど無力だからだろう。
全てばらばらに動くのは非効率だ。

その時点で、個人では無力であると証明しているにも関わらず
それより大きな枠の中で投票している私個人、一人の票が
有効であるはずがない。

私がどこかの団体に所属し、
その団体の中で意見を述べ、聞き
最終的に団体での票として投票すれば、それは無意味ではない気がする。
議員がそうしているのだから、
その下で同じような仕組みで投票する
私たちにも同じ事が言えるはずなので。

故に、政治/宗教等でどこにも所属するつもりが全くない私の票は
ほとんど無力であると言って良いのではないか。

その状態での投票に、魅力を感じますか?


私自身は政治の状態にほとんど興味はありません。
それにぶら下がっている状態で、
政治を真剣に批判するつもりもありません。
話のネタくらいにはするけれど。

本当に自分が困った時には、怒りのぶつけどころが無いときには
心の底から政治に文句を言うかもしれません。
投票していなくても。

困った時の神頼み。
基本的にはそういうことなのでしょう。


まぁ、投票に魅力を感じていないわけでもないし
思いつきで投票に行ったりすることはありますが。
だらだら文章を書いていたらこういう結論になりました。


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