●迷宮の十字路 ちょっと辛口感想 2003年05月25日(日)
|
とうとう6回目に突入しました。
迷宮の十字路の鑑賞vvv
5回目と同じ映画館(すごく大きいスクリーンだった)に行ったのですけど
小さいスクリーンに移動になっていてちょっとショックでした(><)
・・・といってももちろん十分に楽しめましたけれど。
1つ発見があったのです。
早速映画ネタばれになります。
帰路の電車に乗る前のシーンでコナンくんはコーラをふっていると思っていたのですけど、缶が緑色だったので、もしかしてスプライト?(って今、あります?)あ、それだけです(^-^;
ここからちょっと辛口感想になります。私の勝手な意見ですので、「ああ、そういう意見もあるんだな」というくらいに聞き流して下さったら幸いです。
今回の映画は「瞳の中の暗殺者」の次に好きな映画で、
とても好きな映画なのですけど、
どうしてもいやだな・・・と思ったシーンが1つありました。
私は映画は原作とは違うサイドストーリーという考えで、
お祭気分で観ているので、
「天国へのカウントダウン」までの映画は何の不満もありませんでした。
でも「ベイカ〜」で「え?」と思ってしまったのです。
それはコナンくんの「もうダメだ」です。
コナンくんは何があっても決して諦めない、弱音を吐かない、泣かないキャラだと思っているので(青山先生もそうおっしゃっていましたし)
例え映画でも諦めセリフを吐いてもいいものかと。
ベイカ〜では、苦しいながらも「ゲームの世界、仮想の世界、博士の武器は使えないから仕方ない」と思うようにしてましたけど、今回の新一の「やられ・・・」はどうにもこうにも納得できませんでした。武器がないならまだしも、蘭ちゃんに撃った麻酔針がまだ残っているじゃないか〜なぜ「やられ・・・」と言う前にそれを撃たなかったんだ〜と思ってしまったのです。
平次は犯人とは違って殺気を漲らしてなかったと思うので気配を感じることができなかったのかも知れませんけど・・・あのシーンはあまりにもあんまりのような気がしたのです。冗談にしては度がすぎていると。五条大橋の時はともかく、あんな状況であれをやっちゃいけないだろうと何度観てもそう思いました。平次はあんな凝った(主役のような)登場の仕方をしなくても、「工藤新一、探偵さ」の後に「その通り、お前の相手は俺だ。」という感じで自然に登場してきたらよかったのでは?と思いました。一応?主役は新一なのですから、もっと抑えて欲しかったな〜と。そして新一は平次にかばわれる形ではなくて、自分でその場を去るような形だったら尚よかったなと。そうしたら新一はもっと素敵に見えたと思うのです。いえ、私は新一が弱かったとは決して思っていません。犯人との間合いの取り方も見事でしたし、動きも俊敏で素敵でした。でも、弱い、何のために出てきたんだ・・・と思われても仕方ない状況ではあったと思います。あれでは(><)
蘭ちゃんとの再会シーンは色々考えてみたのですけど、あれでよかったと思いました。あれ以上会話を交わしていたら新一のドックンが始まり(笑)、新一の体調が悪いことに気づくことになり心配することになったと思うからです。そうしたら、「やっと、遭えたね・・・。」じゃなくて、「新一、体調悪そうだったけどだいじょうぶかな。」ということになっていたと思うので(笑)
蘭ちゃんに正面から麻酔針を撃ったことについてはあの状況で後ろから撃つということは蘭ちゃんを抱きしめるとかしないといけないと思うので、やはりあれでよかったなと。幼馴染みという間柄上、抱きしめるということはできないと思うので(体調が悪いからもたれかかるというのは上記の理由で蘭ちゃんに心配をかけることになると思うので)
で・・・蘭ちゃんに麻酔針を撃ったことについては初めは羽詰った状態(コナンに戻りそう)だから仕方なかったからと思っていたのですが、だんだんと犯人から蘭ちゃんを守るためだったんじゃないかと思うようになりました。あの状態で麻酔針を撃ってなかったら、蘭ちゃんはきっと危険な場所(犯人の所)に行っていたと思うからです。犯人達は「戻るぞ」と言って去って行っていたのであの場は安全だったと思いますし、博士に蘭ちゃんの居場所をちゃんと電話したと思いますから、あの場に放置状態でも決して危険ではなかったハズですし。むしろ蘭ちゃん一人であの場(犯人がいる所)に乗り込んでいた方がずっと危険だったと思います。麻酔針は蘭ちゃんを大切に思っているからこそ撃った・・・そう思いたいです。
それと新一が出てきたことに関しては・・・1つの映画として観た場合は出なくてもよかったんじゃないか・・・とも思わなくはないですが、7作ある映画のうちの1作と考えた場合、こういうのもありかなと思いました。原作では多分もう生の新一を観ることはできないと思いますし(戻る必要がないと思いますので)貴重な映像なので純粋に楽しまなくちゃ損だわよん(笑)ということでvv映画は本編では観られないものが観られるのが魅力の1つだと思いますので、次作も意外な人が出来てきてくれたらいいな〜と思います。
来年は高山さんが「男の人にみてもらいたい映画」、山崎さんが「今年の映画の最後の最後に来年の映画のヒントが隠されている」とおっしゃっていたらしいので、もしかして京極さんが出るのでしょうか?・・・ということは空手の話??・・・ということは蘭ちゃんが大活躍??
・・・ということで、私の「迷宮の十字路」の感想は「やられ・・・」さえなければ最高だったということで。本当にこれで終わりです(笑)
|
|