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■ ごめん…しか、言葉が出てこない。
本日、私信的日記につき心当たりない方はスルーでお願いします。
友人のブログを見て、愕然とした。
自分、知らずにとは言え酷い事…した。 大切な友達が、本当に 本当に尊敬していて大好きな友達の
大切にしていた者がいなくなった。
愛していた。大切だった。友達だった。楽しい話をいっぱい聞かせてもらった。 「愛犬」の命が消えた日…。
ブログを観て、息が出来なかった。
自分…その時、何をした…? 彼女が大切な「家族」との別れのその時… 自分は…なんて事をしたんだろう。 後悔…でもない…自己嫌悪。の嵐の中。
自分は、彼女に何て…言った?
能天気に、自分の事しか考えてなくて「誰かは暇だろう♪」なんて思って…メールした。
「緊急!明日遊べる人〜!挙手願います。」 いつものメンバーに一括送信。
…なんて、能天気もいいとこだ…
一応返信は貰ってた。 「もし行けそうな雰囲気だったらまた連絡します」
その返信の“雰囲気”をつかめていない自分は、何か予定があって来れそうなら来てくれるのかな?程度に思っていて…
当日、悲しみにくれる彼女にもまた、一括送信で 「自分●●にいるから〜適当に集まろう」的なメールして。
実際、この日みんなを集めたのは本当に個人的な「結婚式の案内状」を渡すためで…。
なんだ、この差。人の気持ちを考えないにも程がある…。
高校の頃から、みんなでその愛犬の話を聞いては笑っていた。 うちも、きっとみんなも大好きだったと思う。 本当に人事ではない。
馬鹿で変な泣き方して、彼女が散歩に連れて行ってる時、何かにビックリしていきなり走り出すから友達そのまま数メートル引きずられたりとか。 冬にはシベリアンハスキーだからというだけで「犬ぞり」やらせては失敗した話とか。 「言う事聞かない馬鹿な犬で〜」なんて皆に笑いながら話していても、愛のこもった話に、なぜかみんな癒されたりしてて。
自分が、葬祭業に携っていただけに、遺族の悲しみとか乗り越える姿とか、一番つらい時とか…知っていたはずなのに…。
本当に、「ごめん」しか、言葉が出ない。
自分の時はどうだったんだろう…大切で大好きな人が亡くなった時…とにかく泣いた。最初から最後まで泣いた。 嗚咽と鼻水垂れ流して、その人が灰になる前の最後の姿を見て、安心して、でも悲しくて。 ただただ、ひたすらに泣いた。気持ちは晴れなくても、涙枯れるまで泣き崩れてた。 そうしないと、もう次の日から歩けないような気がしたから…。
会社に戻ると、通常の仕事の毎日。 時間は待ってはくれなくて、普通に笑ってる自分もいたりして。
数年経ったら、その人も笑いのネタになってたり。(自分的にはちょっと複雑)
「今は、辛い時期だと思うけど」なんてありきたりな言葉は、正直どうなんだろうなぁ… うちは、「その人が居ない」事はずっと悲しい。その時だけじゃなくて、思い出しては悲しくもなるし、後悔もするし。
みんなそうやって、生活していくのかな。 ただ、その「死」を受け入れてこその悲しみと言うか、思い出とか。
この歳になると、そういった別れが多くなる…。 どうか、その悲しみは忘れないでいてください。 愛していたから、悲しいんだよ。
あー…本当に、言葉が見つからない。。。ゴメンナサイ。
2006年08月05日(土)
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