No Problem

2002年12月23日(月) 初めての一勝

 えっと、仕事は雪崩のように押し寄せてくるのですが、なんだかやる気がしなくて、いろんな人の日記ばっか見ておりました。
今日は5時から少林寺拳法の大会があるので、2時半には会社を出るよと言っていたのに、夫が「仕事が終わらん!」というわけで、会社出たのは3時半。
それもそのはず、彼は新しく買うパソコンの事で昨日から頭が一杯で、全然仕事をしていなかったんです。
ずうううっとPCの画面を見ていて、傍目には仕事をしているように見えるんだけど、価格ドットコムとか各メーカーの直販サイトとか2ちゃんのパソコン板とか延々見ていて「だめだ〜っ!!オレずっとパソコンのことばっかり考えてる〜っ!」と頭を抱えておりました。

 なんとか山のような荷物を積み終え会社を出て、一旦家へ。
今日は息子の少林寺拳法の試合。
道着に着替えさせて、いざ出発。
ところが、あたしは場所を勘違いしていた。
だってさ〜、「県立総合体育館」系の似たような名前の施設が多すぎんだよ。
全部ナンバリングしちゃえばいいんだよな〜。

 5時開始なのに、会場に着いたのは5時半近く。
ま、息子の場合負けるに決まってるので、相手が不戦勝ってことでいっか〜と。
ただし、時間に遅れて(しかも携帯電源切れてた)迷惑かけたことだけは先生に謝らねば、と思っていた。
これが、優勝候補とかなら、必死になるんだろうけどね。
 ところが、まだ会場はざわざわしていて、全然始まっている感じはない。
ラッキー、間に合った〜。

 今日はオフィシャルな大会というよりは、4支部が合同で行う親睦試合みたいなものらしい。
今まで少林寺の大会は2回あったけど、演武なので、対戦ではなかった。
今日のは「運用法」という実戦みたいなものらしい。
防具をつけて相手がいて戦うという。
いったい、どんな風なもんなんだろう。(←普段練習見てない)
あたしの息子が他人と戦うなんて事は、生まれてこのかた一度も見たことないのである。
ていうのは、息子はマイペースで人と争ったりする事がほとんどなかったので。
悪ガキなら、小さい時から、友達のオモチャを取り上げて、ボカスカやってるところとかを見ることもあるんだろうけど、とにかく口は立つが、手は全くでない、というタイプなもんで・・・。

 対戦が始まった。見ていると、制限時間内にたくさん突きか蹴りを相手の防具の中段に当てたほうが勝ちらしい。素人が見ていても全然わかんないだけど、主審と副審が目で合図しあって、勝敗を決めていっている。
さて、息子の番だ。
息子はまだ見習いの白帯。相手の子は同じ2年生で小柄だが黄帯(白帯の上)。
で、がんがん蹴りを入れてくる相手の子に、防御一辺倒の息子、しまいには息子は責められてしりもちをついたりしたにかかわらず、なぜか審判の判定は息子の勝ち。
本人もなんだかわからないようだったが、同じ支部の子に「勝ったね」とか言われたのか、急にぴょんぴょん跳ねて喜びはじめた。

 いやいやいやいやいや。習っているもので「勝ち」を経験したのは初めてではないか。
2回戦も、もしや?!と思ったが、そんなにうまく話がいくわけはなく、しかも当たった相手は決勝で2位になった強い子なので、ストレートで負けてしまった。
でも、勝ちも負けも経験できて、すごく本人にはいい経験になったのではないか。

 「よ〜し、今夜はお祝いだ〜!」と帰り道にちょっとおしゃれな炭火焼のお店に寄る。
最近飲みすぎなので、あたしが運転手としてノンアルコール。
ところが、店を出た瞬間後ろからパトカーに止められた。
何、何??飲酒の取り締まり。おおおおお生まれて初めて。
というか、全然飲んでないので怖いことなし。(おとといのが残ってるかもしれんが)
 「こんばんわ〜、飲酒の取り締まりで〜す。」と運転席から覗き込む警官。
受けて立つぞと、シートベルトをはずし「いいっすよ〜、検査してください。(おお、憧れの風船膨らましができるのだ)」
ところが、警官は「あ、いやいや・・・。後ろ見たらお子さんも乗ってますので・・・、気をつけて帰ってください(^^)。」と、行ってしまった・・・・・。
え〜っ!?やりたかったのに〜。
「子供乗せてたら飲酒運転してないって、甘いよねぇ。」と夫に言うと、「態度見て飲んでるか飲んでないかわかるんだよ。検査しなくても。」だと。
 確かに。これがもし、あんな時や、あの日だったら・・・・・・・・。
やっぱ、いきなり目が泳いじゃってたろうな。(爆)
 うれしいような残念なような、複雑な気分であった。


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