No Problem

2003年02月04日(火) 料理ができる男

 会社から、封書と一緒に商品を持って帰ってきてしまったため、配達の女の子と待ち合わせて渡す。
しっかし、こういう時、携帯のありがたさを痛感する。
「何時ごろになる?」「あと2件寄って行くんで多分3時過ぎると思うんですが・・・」「じゃ、その頃、そのへんうろうろしてるよ。携帯にメール入れて」「そうですね。」・・・・で、会えちゃうんだもんね。

 そのまま総合体育館と県立図書館へ。
体育館で12日のバレーのコートを予約する。
 図書館でワンコ関係の本を借りる。
家へ戻って、昼寝をしていると、息子がキウイを持ってきて「ね〜、皮のむき方教えて〜。」と言ってきた。
ぐうたら母のあたしは、果物をむいて食べるって事をあまりしない。
だって〜面倒くさいんだもの〜(笑)
子どもの時からばあちゃんがむいてくれたから、自分ではなかなかできないのよね〜。
実家からはりんごがたくさん送られてくる。
 近所におすそわけしても余るほど。
そして、あたしの性格をよくわかってる母や伯母は、息子に電話して「ママがむいてくれなくても、自分で洗って丸かじりしなさいね」と言っている様子。

 そうだそうだ、自分でむけるようにしよう、と早速教える。
右手の親指をガイドにして、刃で切るんじゃなくて、親指を動かすことで自然と刃がついてくるように・・・・・と、やらせてみると、おお。上手にできるじゃん。
息子のいい所は、こういう時に「はい」とあたしに最初の作品をくれるところだ。
こういう気持ちの優しいところが夫に良く似ている。
ちなみに、あたしはまったくそういう傾向はない。

 最近、一緒に料理してないなぁ、と思い立ち、誘ってみる。
幼稚園の時は「僕も僕も」と専用包丁を持って、ピーマンのへたをとって種を取り出したりしていたのに、やりたがらなくなったのをいい事に、家の手伝いもあまりしなくなってしまった。
 うちの夫は、義母がきちんとした母親のため、料理が一切できない。
義母は、仕事を持っていたが、どんなに忙しくても子ども3人のご飯とお弁当はきちんと作ってあげた人。(そのせいで夫は家事オンチになったのだとあたしは密かに思っている)
うちの母親も働いていたが、きつい肉体労働だったので、お母さんしんどいから自分でできることは自分でやってね。と言われていたしそういうもんだと思っていた。ご飯は最初の1杯だけは母がよそってくれるが、おかわりする人は自分で。そのほうが量も自分で決められるし合理的だと思うんだけど。

 今でも、夫が食卓に座ると実家では、さっとお茶とご飯が出てくる。(あたしにも)
 あたしは、家で夫が「おかわりちょうだい」とか「箸は?」というと、心の中で「ったく、自分でやれよ〜。」「箸のある場所知ってるでしょ。」とつぶやく。
ま、はっきりと顔に出てるらしいけどね(笑)

 あたしは、もちろん二日酔いだと朝ご飯は作れず、夜は何かと理由をつけて外食したいと思っているC級主婦だ。
だから、息子には「自分で食べたいものは自分で作れる人間」になってほしいんだよね。(←だから、って繋げていいのか(-_-;))
 夫はまぁ一応結婚したからあたしが作ってあげることができるけど、息子は結婚しないかもしれないし、あたしよりもっとひどいお嫁さんもらうかもしれない。
そう思って、結構お風呂掃除なんかもさせている。
もし、あたしに何かあっても、息子はお米を研いで炊くことまでできるので、夫の面倒をみてくれるだろう。
 そろそろ、もっと料理させてもいいなぁ、と久々に思った。

 でも、夫は男尊女卑の九州男児、あたしはかかあ天下とからっ風の女。
お互い、譲歩しつつ、我慢しつつ、折り合いをつけています。
「我慢してるんはオレばっかりや〜」と夫の声が聞こえてきそうですが。


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