内向的恐妻家の日記
2005年03月27日(日) |
初めてのお使い(大人編) |
こんばんは、こうです。
この週末は、久々に天気に恵まれ、皆様は楽しいひと時を過ごしたのではないでしょうか。
私の家庭ではつれはミシン掛け、私と子供はビデオ鑑賞という、実に健康的な週末を 過ごしておりました。
「だって幼稚園で、また来年から色々と必要なものが あるから仕方ないじゃん。」
つれ曰く、コップ入れ、鍵盤ケース、防災頭巾入れ、等、年中さんから新たに必要に なる物が沢山あるらしく、すべて手作りで作らないといけないそうです。
「という訳で、ポケモンの生地買ってきてよろしく。」
「。。。はい。」
そんな頑張っているつれの要請を断る訳にいかず、子供と二人、車で30分程のデパートに でかけてきました。
子供と2人はいえ、なかなか手芸コーナーで生地を買うのって、ちょっと恥ずかしいですね。
男性なんて、1人もおりません。
まあ、お目当ての生地を買ってしまえば、こっちのものです。
目的物をゲットし、私は、意気揚揚と家に帰りました。
「はい。どうぞ。」
「えっ。 こんなペラペラの生地だけ買ってきてどうするの!! キルト生地に決まっているじゃない。」
「。。。これじゃだめなの?。。。」
「はい。お使いやり直し。」
「はい。」
皆さん、キルト生地と普通の生地の違いって分かります?
未だよくわからないですが、切れに裏地がクロスに縫ってあって、もこもこになって いるのが、キルト生地だそうです。
私は、泣きながらも1人で再びデパートにでかけました。
今度は1人。子供がいないとさらに恥ずかしいですね。
通報されないように気をつけ、今度こそ間違えないようにキルト生地を購入しました。
そんな買い物の帰り道、私の中には、『初めてのお使い』のテーマ曲がリフレインしておりました。
この私の買い物こそ、ドキュメンタリーに相応しいのではないでしょうか。
「そうそう。これこれ。」
この言葉をつれからかけてもらった辺りが、物語の最高潮でしょうか。
私もようやく買い物から開放された喜びで、目から嬉し涙が溢れてきます。(うそです)
しかし、そんな感動的な瞬間、つれはさらにこう続けたのです。
「明日、こうの会社の近くで、別なこの生地買ってきて。 うちの近くじゃ売っていないのよね。」
「。。。」
もう、許してください。。。
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